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汽車の走るテーマパーク「エコランド」園内の様子

2015-02-22 | 海外その他

一月程前に「MAKIKYUのページ」では、済州島内にあるエコランド内を走る汽車に関して取り上げましたが、今日はその続編として園内の様子などを取り上げたいと思います。


エコランドは済州市中心部から南朝路(Namcheoro)を経由し、西帰浦(Sogwipo)へ向かう市外バス(730番)で約20分程、済州市街地の南東に位置しています。

園内を走る汽車に乗り、途中下車しながら各駅周辺の散策を楽しむスタイルのテーマパークですので、専ら屋外行動となり、園内の汽車も当然空調車ではありませんので、雨天時や猛暑・酷寒機などは余り…と感じます。

ただ陽気の良い時期に済州を訪問する機会があれば、訪問するのも悪くないと感じ、昨年初夏にMAKIKYUが訪問した際も「暑くも寒くもなく、天候も悪くない」状況でしたが、済州滞在日を何日か確保できるのであれば、訪問日を予め確定させず、何日かの候補日で天候の良い日を選んで訪問した方が…と感じます。

エコランドの入場料は大人1名で12000W、決して安いとは言えない金額ですが、MAKIKYUが済州への足として利用したJHフェリー(全羅南道・長興~済州・城山)の乗船日から1週間以内の使用済乗船券提示で500W割引となっており、他にも各交通機関の中には同種の特典を設けている所もある様ですので、この様な特典が利用できれば多少割安になります。

12000Wもの入場料を払い、汽車を乗り通しておしまいと言うのは少々勿体無く、園内も散策するとなると結構な時間を要します。

MAKIKYUは市外バスターミナルで済州名物コギククスの昼食を済ませ、昼過ぎに市外バスでエコランドへ向かい入場した後は、閉園時刻が迫る17時頃(時期によって閉園時刻は異なります)まで園内を散策・見物していたものでした。


園内では日本語は殆ど通用せず、日本人の訪問自体も余り多くないのでは…と感じたものでしたが、入場券売り場の案内などは4ヶ国語表記、日本語のパンフも用意されており、一応日本人観光客の訪問も想定している様な雰囲気でした。
(外国人は済州島のみ中国人がノービザ訪問可能な事もあってか、中国からの訪問が圧倒的に多いと見受けられ、島内にある他の観光地でも、中国からの観光客を多数見かけたものでした)


園内はエコブリッジ駅~レイクサイド駅間を除くと、各駅間を徒歩で移動する事は基本的に不可能となっており、列車も片方向のみの運行、そして起終点のメイン駅へ戻ってきたら退場→再入場制度なしですので、先の駅へ行ったら手前に戻る事は…という状況なのは要注意です。

途中駅は…

 
エコブリッジ駅→駅前から水上通路を使って湖を横断する散策コース~レイクサイド駅へ到達

 
レイクサイド駅→周辺に湖の畔に風車などが存在

 
ピクニックガーデン駅→駅前を起点に1周30~40分程度の森林浴をしながらの散策コースが存在


グリーン&ローズガーデン駅→駅近くにバラなどの庭園が存在

となっており、グリーン&ローズガーデン駅は季節駅(時期によっては通過)となっています。


汽車は蛇がとぐろを巻いているかの如くと言った雰囲気の曲線が至る所に存在し、敢えて距離を稼ぐ事で、園内の大きさの割には汽車への乗車や車窓が楽しめる様になっていると感じられ、乗車中には写真の様な光景も至る所で…という状況でした。

またピクニックガーデン駅は、駅前からも列車の編成写真撮影が最も容易と感じ、森林浴をしながらの散策コースも含め、個人的には園内で最もおススメのポイントと感じたものでした。


ピクニックガーデン駅を起点とする散策コース途中には無人カフェ(有料でセルフサービスのインスタントコーヒーなどもあり)も設けられ、無人カフェの建物脇にはハンモック(80kg以内の注意書きあり)もあるなど、リゾートの島へ来たらこんな所でゆっくりと過ごすのも…と感じる雰囲気でした。


MAKIKYUも散策途中ここで一休み、ハンモック利用は初めてでしたが、その気になればエコランドの園内に一日滞在する事も…と感じたものでした。

済州島で汽車(鉄道)に乗車できる所という意味でも、興味があれば訪問価値ありと思いますが、園内でも食事は可能なものの、内容が限られており済州名物などは…と感じたのと、メイン駅へ一度戻ってしまうと再入場できないシステムは、今後改善の余地ありと感じたものでした。



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