先月「MAKIKYUのページ」では隠岐汽船で活躍する大型フェリー「フェリーしらしま」を取り上げましたが、MAKIKYUが6月に隠岐へ足を運んだ際には、本土(境港)→島後→島前→本土(境港)の行程で移動し、本土→島後がジェットフォイル(レインボージェット)、島前→本土がフェリーしらしま乗船でした。
その間に挟まる隠岐の島後(Dogo)~島前(Dozen)間の移動では、「フェリーおき」という現在大型フェリーに乗船、この船は現在3隻が活躍する大型フェリーの中で最も新しい船です。
設備的にはフェリーしらしまと大差ないと感じたもので、乗船時間の関係もあってか食堂などの類もなく、軽食や飲料などは売店や自販機などでの対応となります。
ただフェリーではよくある給湯設備が見受けられず、カップ麺を持ち込んで船内で…という事が出来ないのは少々難点と感じたものでした。
MAKIKYUが隠岐へ足を運んだ際には、本土~隠岐(島後・島前どちらでも可)間で往復各1回の乗船と、島前の観光船か周遊バスの1回利用がセットで割引された乗船券を利用していますが、この乗船券に島前~島後間の移動は含まれていませんので、フェリーおき乗船時は別途乗船券を購入したものでした。
隠岐汽船のフェリー乗船券は鉄道乗車券と異なり、記念に持ち帰る事が出来ないタイプ(半券を持ち帰れる航路もありますが…)ですので、下船時に回収され撮影しただけというのは残念ですが、西郷港で購入した乗船券は、今日でも地方私鉄などで散見する硬券となっており、運賃が割安な島前内の乗船券などであれば、使わずにコレクションとして購入する愛好家がいても不思議ではないと感じるものでした。
また本州本土~隠岐各島間を結ぶフェリーは、MAKIKYUが乗船した2隻の他に「フェリーくにが」が活躍しており、こちらは島後→島前へ向けてフェリーおきに乗船中、到着前にすれ違う姿を見る事が出来ました。
隠岐の定期航路は、隠岐汽船が運航する航路以外にも、島前地区内の島同士を結ぶ航路なども存在しており、これも乗船機会がありましたので、こちらも別記事で追って取り上げたいと思います。
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