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JR東海 313系5000番台~従来車とは若干の変化が…(2)

2006-09-10 | 鉄道[東海]

写真は(1)で取り上げた313系5000番台の連結面の様子です。

車体下部に車両間を繋ぐダンパの様なモノが取り付けられているのが外観上の特徴の1つで、これは新快速などで高速運転を行う際の居住性改善に繋がるのかもしれませんが、新幹線の様な高速列車はともかく、一般の近郊型列車でこの様な装備はまず見かけず、この車両の大きな特徴の1つとなっています。

また行先表示器が従来の字幕からLED(フルカラー)に変更されたのも1つの特徴で、
また表示機の位置も各車両の車端となっていますので、従来の313系とは比較的容易に識別できます。

車内も座席配列が変更され、各座席を進行向きに転換できる(現行の車両は車端部など一部が固定式)様で居住性改善には繋がりそうですが、その分立席空間が減るなどの影響もありそうですのでこれは賛否両論、混雑時に対応できるのか気になります。

また今回目撃した5000番台車は従来の313系より長い6両固定編成で、所属は「海カキ」と出ていましたので、この車両は主に東海道線の名古屋圏で活躍となりそうです。

また今度のダイヤ改正(10月)では昼間は専ら4両編成程度での運行(通勤時間帯などで6~8両の事もあります)で混雑が常態化している(殆どの区間で立席客が見られ、名古屋周辺ではドア付近が物凄い状況に)東海道線快速・新快速の両数増加も行われる様ですので、今後のこの新型車両の活躍に期待したいものです。

 



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1 コメント

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313系の混雑対応 (6994)
2006-09-10 23:41:15
 混雑が常態化している中京地区の日中の増結は評価できます。また、313系の座席は311系に比べドア間で1脚減少しており、転換の恩恵を受けられることが減ってしまっていました。さらにドア前で進行方向を向こうとするとボックスになってしまい、向き合う人ににらまれるような経験もあると聞いています。並行する名鉄1200系がドア前まで転換させているところを見ると、これでよいのではないでしょうか。但し、このドア前ボックスは九州の811・813・817系で試行錯誤が繰り返された歴史があり、今後が注目されます。313系5000番台登場で青春18きっぷ時期の浜松~米原間の混雑も幾分緩和されそうではあるのですが。
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