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かしてつバスの使用車両(2)~関鉄塗装のバスも多数活躍

2011-01-23 | バス[北関東]

先日「MAKIKYUのページ」では関鉄グリーンバスが運行する鹿島鉄道代替バス(かしてつバス)の独自塗装車に関して取り上げましたが、かしてつバスでもこの塗装のバスはまだまだ少なく、関東鉄道グループの路線バスではお馴染みの水色系の装いを纏ったバスが主流を占めています。

この中にはかしてつバス運行に合わせ、この時期に中古車として出回っていた平成6年頃に製造されたいすゞ製大型路線車(キュービック)が多数活躍しており、MAKIKYUもこのバスに乗車する機会がありました。

乗車したのは国際興業と京浜急行グループからの移籍車両で、MAMIKYUがかしてつバスに乗車した際には、関鉄グループで最近急速に勢力を拡大している京成グループ(京成バス・新京成バスグループ)からの移籍車両の姿を見る機会がない状況でしたので、車種構成も他の関鉄グループの路線とはやや異なる雰囲気を受けたものでした。

 
その中でも国際興業からの移籍車は、逆T字窓に背もたれがやや大きめの座席を装備するなど、路線バスにしてはやや豪華な印象(地域によってはこのレベルが当たり前と言う所もありますが…)を受けるもので、この車両ならば片道所要1時間程度の石岡~鉾田間を乗り通すにも充分なグレードを備えていると感じたものでした。

この国際興業からの移籍大型車は、関鉄標準塗装で活躍している車両も存在していますが、「茨城からソウルへ…」などと言う謳い文句付きのラッピングを施された車両も存在し、茨城空港へ乗り入れる系統にも充当される車両らしいとも言えます。

ただ空を飛ぶのがダメなMAKIKYUとしては、このラッピングバスへの乗車自体は構わないのですが、ソウルへ足を運ぶのにこのラッピングに描かれたモノは…とも感じてしまったもので、韓国へ足を運ぶ際のアクセス手段として乗車するバスはこの車両ではなく、昨年バス車体製造を中止・会社解散した車体製造会社の親会社で、最近新塗装の路線バスが増えている某大手私鉄のバスを利用したいものです。


またかしてつバス運行開始に合わせて導入された車両以外にも、鹿島鉄道が健在だった頃から石岡・鉾田周辺で活躍していた古参の中型車が活躍する姿も見られます。
(写真はかしてつバスとは別系統で、石岡駅~鉾田駅間を結ぶ関鉄グリーンバスでありながらも、かしてつバス一日乗車券も通用しませんので要注意ですが、かしてつバスでも同形車に遭遇しています)

こちらは関鉄グループの路線バスにおける典型といった雰囲気ですが、床が板張りの車両もまだまだ活躍しており、低床車ばかりで2段ステップのバス自体が…というエリアに身を置くMAKIKYUとしては、大都市圏では姿を見かけない古参車を中心に、様々な車両に遭遇できるのは面白い限りと感じたものでした。

あとかしてつバスでは、茨城空港発着以外の各系統でかしてつバスである事を明確にするため、「か」のマークを表示すると共に、行先・経由地表示に字幕を用いている車両では、関鉄グループでは一般的な白地に黒文字の標記ではなく、黒字に白文字の標記となっている事も大きな特徴です。


この行先・経由表示は、土休日に発売されるかしてつバス一日乗車券利用時の一日乗車券適用外となる紛らわしい他系統(石岡駅~高浜駅~小川駅~上山~鉾田駅など)との誤乗車防止にも一役買っているほか、鹿島鉄道廃止と共に廃駅となった停留所も「駅」を名乗っているのも興味深い所です。
(この字幕の「駅」で鉄道が通っているのは石岡駅のみで、かしてつバスではこの字幕に表示された停留所以外でも「駅」を名乗る停留所が幾つか存在しています)



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