MAKIKYUは今後纏まった時間が確保し難くなるという事もあって、JR20周年記念の格安青春18きっぷ最終日(4月10日)から暫くの間旅に出ており、この旅行は入念に計画されたものではなく計画と旅行そのものが同時進行の様な旅行で、16日に韓国・全州Jeonjuで旅行状況の報告記を記した後はなかなかネット環境を確保する事が出来ず、約2週間程の間「MAKIKYUのページ」も全く更新できない状況でしたが、ようやくネット環境を確保できる状況になりましたので、先月のこの空白期間にMAKIKYUがどの様な行動を取ったかを記したいと思います。
16日 全州から列車(ムグンファ号)でソウル(龍山駅)に移動。その後広域電鉄に乗車して漢江の夜景を堪能し、T-money(ICカード)での乗継通算制度を利用して市内バスにも乗車。(ソウル泊)
17日 3月に開通したばかりの金浦空港~仁川空港間の空港鉄道と、仁川地下鉄の同線に接続する新規開業区間に乗車し、その後仁川港から威東フェリーで出国。(船中泊)
またこの日持参していたデジカメのトラブルに見舞われ、以降1回用カメラを使う羽目に…(その後安いコンパクトカメラを購入)
その為今回の旅行は写真が少なめですが、以前にも訪問した所が多く、まだまだ公開できていない画像なども多数ありますので、これらも含めて今後公開していきたいと思います。
18日 威東フェリーで中国山東省・青島に入国。その後翌日の乗車券手配などを済ませ、青島近郊を走るローカル列車にも乗車。(青島泊)
19日 青島(四方駅)→北京を今回の旅行目的の最大の要因でもあり、18日に本格運行開始(一部地域ではその前から暫定営業)したばかりのCRH(和諧号)と呼ばれる新型高速列車で移動。乗車は夕方だった事もあり、それまでは青島市内を少々視察・観光。(北京泊)
20日・21日 北京滞在・この間にローカル列車や路線バス乗車も兼ねて、有名な万里の長城も視察。
日頃単独で行動する事が大半のMAKIKYUですが、この時は現地在住の方に同行・ご案内頂きありがとうございました。(北京泊)
22日 北京(北京西駅)→南昌まで列車(普快)の寝台(硬臥)で移動。これは上海まで直接移動するのではあっけなく面白みにも欠けますし、何処か適当な所へという事でこの様な列車を利用しましたが、今回の旅行で南昌へ行くとはMAKIKYUも最初は想定していませんでした。(車中泊)
23日 江西省の省都・南昌に滞在・翌日の上海(上海南駅)行列車の手配を済ませた後、快速列車で近郊の新余(約160km程離れていますが、中国の感覚では近距離です)と言う街へ出向き、その日の内に長途汽車(高速バス)で再び南昌へ。(南昌泊)
24日 夕方に南昌→上海(上海南駅)へ向かう列車(普快)の寝台(硬臥)で移動。現在南昌では近郊を走るローカル列車で興味をそそられるものはあまり…という状況なので、夕方の列車発車までの間は公交汽車(路線バス・MAKIKYUはこちらも興味ありですので…)で市内を視察し、トロリーバスや2階建てバスにも乗車。(車中泊)
25日~27日 25日朝に上海(上海南駅)に到着した後は、帰国までの間上海に滞在。少々体調を崩した事もあって軽めに動いた日もあったものの、地下鉄の延伸区間乗車や、公交汽車で郊外の南匯区へも。
また27日にはまたもCRH(和諧号)に乗車して上海から80km程離れた蘇州へ出向きましたが、駅前の客引きは要注意です。(上海泊)
28日 新鑑真号(フェリー:上海→神戸)で中国を出国。(船中泊)
29日 一日中船の中、夕方には関門海峡を通過し、JR九州の赤い電車や西鉄・サンデンの路線バス、それに日本出国の際にMAKIKYUが乗船した釜関フェリー(ソンヒ)の姿も確認し、日本へ帰ってきた事を実感。(船中泊)
30日 朝・神戸港に到着し、無事帰国。その後はそのまま帰るのも惜しいので大阪周辺を周り、大阪モノレールの延伸区間にも乗車。終点の彩都西駅周辺はまだ開発途上といった感じで、丘陵地帯で坂も多い所ですが、路線バスなどはなく(モノレール開通に伴って廃止された模様)、肝心のモノレールも昼間20分毎で支線内折り返し・その上一駅240円という有様ですので、少々不便な印象が否めません。
まあこれでも、首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)などよりはまだ良い気がしますが…
また夜には運行開始したばかりの泉北高速鉄道の新型車両・7020系にも南海線内で乗車。グローブが省略された照明や化粧板を省略した扉(内側)などは従来の車両に比べて少々コストダウンを図ったと感じますが、それでも結構コストが掛かっている車両だけあってデザインや内装は悪くなく、関西ではまだ少ないLCDを用いた案内装置(1台が千鳥配置で1両辺り4台)などは評価できる点で、座席も見た目とは裏腹に結構軟らかい感じでした。
(ただ首都圏の某大手私鉄の様に無理矢理バケット化した好みが大きく分かれる「ブカブカ」した異様な感触のモノではなく、それなりに万人受けしそうな感じです)
そして現在は大阪・なんばのネットカフェからこの記事を発信していますが、今日は近鉄~名鉄~JR~小田急を乗り継いで首都圏へ戻る予定で、長旅もフィナーレを迎える見込みですが、昨晩近鉄難波駅で運賃を見た所、名古屋までだけで2300円!
これでも距離や日本の物価を考えれば割安な部類に入りますが、期間限定で現在は発売期間外の青春18きっぷ(JR普通列車乗車券)の1回分辺りの値段に匹敵しますので、18きっぷの威力が相当なモノである事を実感させられます。
また「MAKIKYUのページ」も今後毎日更新は厳しくなると思いますが、可能な範囲で更新に努め、中国の列車乗車記なども公開して行きたいと思っていますので、今後も宜しくお願い致します。