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寝台特急・はやぶさ/富士号(B寝台個室「ソロ」編)

2008-01-03 | 鉄道[九州・JR]

昨年何度か取り上げました寝台特急・はやぶさ/富士号に関する記事ですが、今日はその続編として、MAKIKYUが一月程前に乗車したB寝台個室「ソロ」に関して取り上げたいと思います。

「ソロ」とは1人用のB寝台個室の呼称(最近は異なるものもありますが…)で、はやぶさ/富士号をはじめとして、幾つかの寝台列車に連結されています。

大半は一般の寝台車両からの改造車で、個室の配列や車両定員数などは列車によって幾つかのバリエーションが存在していますが、はやぶさ/富士号の「ソロ」は個室の1階・2階が枕木方向に入り組んでおり、外観も片側の窓割が非常に特徴的です。

定員は1両で僅か18人となっており、これは幾つかのバリエーションが存在するソロの中でも定員が少なく、占有空間が広い部類に入りますし、鍵のかかる個室だけあって空調や照明をはじめ、目覚ましや車内放送の有無(これは如何にも列車ならではといった感が…)まで設定できる様になっています。

  

この設備を、定員32名程度の2段寝台が向かい合わせ配置で並ぶB寝台開放室と同じ寝台料金で利用できますので、まあ決して安いとは言えない乗車券+特急券+寝台料金の合計額や、B寝台料金がビジネスホテル1泊分程度に相当する事などを考えると、むしろこの個室で妥当な料金という所なのかもしれませんが、一人旅であればかなり乗り得感があります。
(閉所恐怖症の方や、乗り合わせた乗客との触れ合いを楽しみたい方は別ですが…)

ただソロ自体がはやぶさ/富士号それぞれに1両ずつ(以前記した通り、客車は両列車で共通運用されますので、一方のみを禁煙にするのは難しいです)しか連結されていませんので、個室でさほどの害はないとはいえ、喫煙車のみとなっている事と、通路部分が開放室と異なり、折り畳み式の座席が設置されていない事は、この車両の数少ない難点と言えます。

また車両自体の痛みが目立つ事や、列車設定時刻や車内設備などソフト面での問題点などもありますが、夕方出発してから翌朝目的地に着くまで、車内で気の向くがままにゆっくりと過ごせる寝台列車の旅は格別で、現在首都圏~九州方面を結ぶ唯一の定期寝台列車でもあるはやぶさ/富士号が来年で廃止というのは非常に惜しく、せめて臨時列車でも良いので一本位はこの様な列車が残存して欲しいと感じてしまうのはMAKIKYUだけでしょうか?

写真はソロ客車の外観(既公開画像)と個室が並ぶ車内通路、ソロ個室(2階:乗車した1階の写真は撮り忘れてしまいました)と個室内設定(JR九州の標記入りとなっている点は注目)です。


神奈中のAERSTAR M~平成8年度導入の最後期車も今年には…

2008-01-01 | 小田急グループ

「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様、あけましておめでとうございます。

2008年も「MAKIKYUのページ」を宜しくお願い致します。

写真はMAKIKYUがオフライン上における今年の年賀状でも写真を使用し、現在MAKIKYUが活動の拠点としている横浜市内をはじめ、神奈川県内や町田周辺に幅広く路線を持つバス事業者・神奈川中央交通の大型路線車で、三菱ふそうAEROSTAR Mと呼ばれる車両、その中では最後期の平成8年度に導入された車両で、最後尾のウインカーが角型の大きいモノになっているのが特徴です。

その中でも写真は、横浜市内にある舞岡営業所に所属し、子会社の横浜神奈交バスに管理委託されている車両の1台である「お0154」号車(舞岡所属の同年式車は、全て神奈交委託となっており、各神奈交バスへ委託されている車両は社番の先頭に0が付いています)で、神奈中の特徴ともいえる前面窓下の運賃表示幕が、黒字に白文字で「前」(或いは「後」)の文字を強調した新タイプに取り替えられているのが特徴です。
(この車両に限らず、運賃表示幕が新タイプに取り替えられている旧年式車は時折見かけます)

神奈中では昨年、大都市圏における排ガス規制の影響などもあって、長年親しんできた6D22と呼ばれる形式のエンジンを搭載した車両(三菱ふそう製大型車でこのエンジンを搭載した車両は、昭和50年代の終わり頃から10年以上に渡って導入され、神奈中でこのエンジンの音は20年以上に渡って聞く事が出来て、MAKIKYUもお気に入りでした)が営業運行(津久井を除く)から退き、この年式だけで聞けるガサガサとしたエンジン音(結構好みが分かれると思います)が特徴のこの車両ですら、大型路線車の中では最古参となってしまいました。

この車両も今年には引退、この車両が退役すれば、神奈中で多数派の三菱ふそう製大型路線車は、最も古い車でも見た目は最新型車両と大差ないNEW AEROSTAR(それでも色々違いはありますが…)になってしまいますので、神奈中をはじめとする大都市圏を走る路線バスの、世代交代の速さを感じさせられるものです。