還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

7回目の外来受診

2011年05月22日 | 手術後の外来診察
2月5日になりました。
退院後6回目のヴォーリズ受診日、そして滋賀医大も含めると通算7回目の外来受診日です。
今日は、採血、心電図、レントゲン撮影があります。採血は毎回必ずありますが、心電図とレントゲンは2~3回に1回撮るようです。
ヴォーリズ記念病院では心電図検査時、胸部に電極をつけた後タオルで手術創を隠してくれます。この配慮うれしいですね。手術前はそういうことはありませんでした。その必要がなかったので当たり前ですが。
採血は翼付針が使用されました。こんな形ですが、これはメーカーサイトからの転載です。


血圧は116-68、聴診も異常なしで順調に回復しているとのことです。
心胸比は37%でした。
心胸比は前回と同じ…この数値でほぼ落ち着いたように思います。もっともこれ以上小心者にはなりたくないので、ここらで落ち着いて欲しい(笑)

この心胸比について少し気になることがあります。
レントゲン撮影におけるシャッタースピードに相当する時間(言い換えると被曝時間)は、胸部の場合で20ミリ秒程度らしいので、心臓のある瞬間の形を撮っているわけです。心臓は拍動していますので常に形、大きさは変わっているはずですが、ある一瞬の形状で出した心胸比に果たして意味があるのか?
しかし、術後2回撮ったレントゲン写真から割り出した心胸比は全く同じでしたので、信頼に値すると見て良いのでしょう…?
薬の処方は従来通り、次回は5週間後の3月12日となりました。

前回(1月8日)診察時、運動とアルコールについて質問したところどちらも禁止でしたが、今回も質問しました。
運動は2~3キロまでのジョギング等はOK
アルコールについては日本酒で一合ぐらいまではOK
という回答をいただきました。もっとも私は下戸遺伝子を持っているのでほんの少しのお酒で真っ赤になります。余り気分良くもならないし…
ですから飲んでも良いとはなったものの、これからも飲むことは控えたいと思います。

じゃあ、なんでアルコールのことを聞いたのかと言われそうですが、一応確認だけはしたかったのです。