還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

禁煙して1年と3カ月になりました

2011年05月24日 | 雑記帳(心臓と関係有り)
私は二十歳で社会人になり、いよいよ本格的にタバコを吸い始めました。
1972年のことで、吸わない方が圧倒的に少なかった、そんな時代でした。
それから35歳くらいまでは毎日、20本前後のタバコを消費してきました。
もっともその間、最長で六ヶ月間禁煙したことはありましたが…

職場で禁煙タイムが導入されたころから、本数は自然と減るようになりました。それでも完全禁煙には到らないまま…家で止め、職場でも止め、吸うのは飲み会とか出張の時とかに限られるようにはなりましたが(何年もかかって)、なかなかタバコは美味いもんで、ホント、なかなか止められないものです。

そして去年の2月の10日、何十年かぶりに同期会を開催し、すっかりオヤジ(おじいさんもいた)になった面々が顔を揃えました。いろいろ事情により数は減りましたが、それでも10人余りが集まりました。
その中でタバコをぷかぷかやってたのが私ともう1人だけ(^^;)
みんな、止めたんだぁ~~
肩身狭くなったなあと思っていたところに、4月の健康診断で心雑音を言われたのです。
5月に入り職場に新入社員が入ってきて、歓迎会が開催されました。今までの私ならなんの躊躇もなくタバコを吸っていたのですが、精密検査を受ける前で心雑音の原因がまだわかっていなかったので、それがはっきりするまでは、禁酒、禁煙と宣言しました。
そして6月末に弁膜症の診断が下され、もうタバコどころではなくなりました。

それで結果的に2月10日のタバコが最後のタバコになりました。
あれから1年と3カ月が経ちました。吸いたいとか懐かしいなど、全く思わないので、ようやく禁煙に成功しました。

心筋も冠状動脈も正常で不整脈もほとんど無い、この状態をわざわざ悪くしたいとは思いません。