還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

騙されかねない統計データ

2013年07月11日 | 雑記帳(その他)
先日見たビッグデータ絡みの番組で、こんな統計データがフリップで紹介されました。

心筋梗塞患者の95%が食べている
がん患者の98%が食べている
犯罪者の90%が犯行の24時間以内に食べている

さて、この食べ物を禁止するのが良いかどうか?
という設問に対し
街中で聞かれた20人のうち、16人が禁止すべきと回答

いったいこの食べ物は何でしょうか?
とんでもないものなんでしょうか?

なんと、
・・・・それは・・・・ごはん

ご飯を禁止すると大変なことになります(^O^)

上に挙げた3つの統計データは別にウソではなく、正しいんですよね。

正しいのですが、統計データには裏があります。書かれていないことを想像しないと勝手に騙されます。
上に挙げた例では、心筋梗塞やがん患者でない、犯罪者でない人がどれだけ食べているのか、というところに目を向けないといけないんですね。

いろんな統計データがテレビや新聞で紹介されています。
数字そのものに間違いやウソはなくても、統計には裏があり、ある種の誘導があっても不思議はありません。隠れている、または隠していることを見抜く力が必要な時代かもしれません。