還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

33回目の外来受診

2013年09月04日 | 手術後の外来診察
9月2日は1年ぶり、術後4回目の滋賀医大の受診でした。
病院再開発計画が終了し、1階ロビーは何もかもリニューアルされています。
もっとも去年の今頃には装いも新たに・・・・でしたが、年に1回しか行かないのでなかなか頭に入りません^^;;;
去年は妻も同行してくれて、診察後レストランで食事しましたが、今回は予約が9時だったので電車とタクシー(←ちょっと贅沢)で行きました。
駅を下りてタクシーにしたのは、バス乗り場が余りに大変な混雑だったこともあります。

病院に着いて、まず再来受付機に診察券を通すと本日のメニューが出てきました。
3種類の検査を済ませてから、外来受付に行きます。
検査はレントゲン一般撮影(正面と側面)、心電図、心エコー。
検査部門でもまず診察券を機械に通すと、検査内容が印刷された番号札が出ます。
同時に各検査担当に受付情報が流れるようで、そのまましばらく待っているとディスプレイに受け付け番号が表示されます。番号札を持って検査室に入ると本人確認の後、検査に移ります。
検査室に入るまで名前を呼ばれることがないので、個人情報は守られるシステムです。
放射線科は従来通りの受付でしたが、扱うのが放射線なので機械任せにしなかったのかもしれません。

各種検査終了後外来窓口に行き、受付を済ませてから自動血圧計で測定。この測定器も新しいものに変わっていました。以前教わったようにゆっくり深呼吸を繰り返しながら測ったところ、結果は123-50でした。OKOK。
血圧結果票を受付で渡しながらふと目を移すと
「心臓血管外科外来では、手術を受けられた患者さんからのエピソードを募集しています。
これから手術を受けられる患者さんへのメッセージとしてだけでなく、同じように手術を受けられた患者さんがどのよう過ごされているのかなどの参考になるのではないかと考えております。(以下略)」と書かれた貼り紙があり、記入用紙が何枚かカウンターに置いてありました。
これは協力しようと言うことで、A4の用紙半分くらいに、思いつくまま書かせてもらいました。
これはいい試みですね。

そして待つこと1時間、2年半ぶりに浅井先生の診察です。
レントゲン、心電図、心エコーのどれも異常なしで、診察の主たる目的はものの3分で終わってしまいました(^O^)
心電図でよく右脚ブロックが指摘されるので質問したところ
心電図波形図には正常心電図と書かれている。波形をよく見ると右脚ブロックと診断されるかされないか微妙なところだが全く問題はない。不整脈も出てないし、良いですよ・・・・と。

心エコーデータはコピーをいただきました。
データがほとんど英語の略称で書かれているので、一目見たぐらいではよくわかりません。
以前より気になっていたところでは
各弁は大動脈弁の逆流がゼロ以外は、レベル1(ごくわずか)
右心室収縮期血圧(肺血圧の最大値)は30で良好。
ちなみに35以上で肺高血圧です。

先生からは酒飲んでも良いよと、飲酒の制限はなくなりました。でも下戸なので多分飲まないと思います。
その他趣味を聞かれたり、様々な話題で。。。
趣味のことは話し出すときりがないので、またメールしようと思います。
浅井先生も手術の時は音楽を聞きながら・・・だそうです。
そういう先生、多いですね。
最後に、普段診てもらっているヴォーリズ記念病院の寺尾先生宛に手紙書くから、外で少し待って下さいと言われました。

診察室を出て椅子で待っていると緑のファイルを渡されました。それを持って会計窓口に行き、番号札をもらいます。
支払窓口の上のディスプレイに番号が表示されれば、支払可能となります。
クレジットカード自動支払機も使えるのでとてもスムーズです。
診察室から呼ばれた以外、名前を呼ばれることはありませんでした。

再来受付機も自動支払機も以前より使いやすくなっていました。
ただ、検査後心臓血管外科外来受付に行くのに迷ってしまいました。方向音痴?