還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

退職しました

2013年12月26日 | 日記
42年間勤務した会社を昨日退職しました。正式には大晦日の31日が退職日ですが、今日と明日は年休、その後は会社所定の休日なので、昨日が最終の出勤日となりました。
そして昨日は大忙し^^;;;
マネージャーに確認すると、机の中や書類はすべて奇麗にせよとのことで、あれこれ考えるヒマもなく、残すもの、取り敢えず残すもの、捨てるものに仕分けして、所定の場所に置き直しました。
中には自宅に持って帰ったもの、紙や電子データ、もあります。もちろん、ごく個人的なもので業務に関するデータは持ち出していません。
捨てるものと言ってもコピー紙はリサイクル、その他の紙は燃やすごみ、ビニールや金属は燃やさないごみと、いくつにも分けなければならないのでなかなか大変でした。
余ったコーヒーと砂糖は寄付しました。

持ち帰ったもののひとつはバドミントンの戦績です。毎月クラブだよりが発行されていますが、対外試合の成績が事細かく載るのです。若い頃は熱心にやっていて、試合にもよく出てましてその頃の負け戦も今となっては懐かしい・・・・

この日は朝一番に退職のあいさつメールを職場内外、協力会社さんにも送信しました。そして片付けしていると次々に人がやってきては、お別れのあいさつを交わしました。
返信メールもたくさんいただきましたし、電話もかかってきました。
年賀状出すから住所教えてくれという若手もいました。
メールがない時代は退職者は職場を回って1人1人に挨拶していましたが、今は簡便にメールですます人がほとんど。片付けには思いの外時間がかかり(予定工数の1.5倍)ました。
あいさつ文は今までいただいたメールを保存し、それを参考に文面を考え、少しだけオリジナリティを出しましたが、そんなものでしょう。
2時過ぎにマネージャーから3時に会議室に来るようにと言われ、3時に会議室に行ってみると管理職がずらりと並んでいます。そして今から豆パパさんに御礼を言いますとのことで、深々と頭を下げられました。あまりに突然のことで当惑しきりでした。

4時を過ぎても次々に人がやってきます。片付けが終わったのが定時ギリギリ、それから私物の忘れ物がないか何度も確認しました。細々いっぱいあってカバンははち切れそうになりました。
そして5時半に職場を出ましたが、昔から仲の良かった社員がドアまで送ってくれました。さすがにドアを開ける前、振り返りましたよ。30年仕事したこの部屋に来ることはもう無いわけですから。
帰宅すると妻から手紙を渡され、読むと涙が出そうになりました。長女からは携帯に、二女からはPCにメールが届きました。

その前日の24日、ある業者さんに最後のあいさつ。10年近く前に何かと無理お願いして、1~2年かけて大変な協力をいただいたことがあり、どうしてもお会いしたかったのです。幸い異動されてなくてお会いできました。私の趣味に関するある部品メーカーの方なので、話の後半はいつも私の話に付き合ってもらっていました^^;;;

そして今朝、パソコンを開けると後任者から質問メールが届いていました。少しだけ引き戻されましたが、そのうち質問も来なくなるでしょう。