翌日の5日、まずガソリンを満タンにし、田辺から国道311号を東に向かいます。行き先は熊野本宮大社。途中熊野古道ウォークの起点となる滝尻王子のすぐそばを通ります。
熊野古道はいくつものルートがあり、滝尻王子は中辺路の途中にある神社です。したがって本当は起点ではないのですが、この辺りに車を停めるかバスを降りて山に入る古道を歩く、というのがお勧めのようです。
1990年代後半ですが、勝浦温泉に行く途中滝尻王子前の広場に車を停めて、熊野古道中辺路を少し歩きました。不寝王子を経て高原熊野神社まで歩いて引き返しました。現在の高原熊野神社の写真を見てもあまり思い出せませんが、ごく近くに休憩所があった記憶はあるので間違いないと思います。
神社の前の国道371号から見た滝尻王子です。グーグルマップのストリートビューから拝借しました。

鳥居の奥が滝尻王子で手前左が滝尻茶屋ですが、この茶屋は以前はありませんでした。また現在は広場に車乗り入れもできないようですね。熊野古道は2004年に世界遺産に指定されましたが、川を挟んで真向かいに熊野古道館、少し離れたところにバスや乗用車の駐車場が建設され、茶屋もできてすっかり変わっています。
この国道311号、滝尻王子の少し手前で2011年秋の台風による大雨で山の斜面が大きく崩れ、迂回路ができていました。その部分の航空写真(byグーグル)、道路はまだ仮設です。

ここから1時間弱で熊野本宮に到着。
駐車場に車を停め、鳥居をくぐります。
石段が158段ある参道


上から見下ろすと高さを感じますね。
上4社社殿

息を呑むほどの偉容を誇っています。写真撮影禁止と書かれた看板がありますが、特に商業利用しなければかまわないようです。
拝殿前の黒色のポスト

毎日集配に来る本物のポストで、天井には神の使いとされる八咫烏が乗っています。八咫烏は日本サッカー協会のシンボルでもあるんですね。
参拝を済ませ、ここから徒歩10分のところにある大斎原(おおゆのはら)に向かいました。
大斎原は明治22年まで熊野本宮があった場所で、もともとは熊野川の中州に建っていました。それが明治22年の大水害で社殿の大半が流されてしまいました。流されずに残った社殿を現在地に遷座したとのことです。
高さ34mの大鳥居の向こうが大斎原

水害前の絵図

大斎原のことは来るまで知りませんでした。この頃事前にあまり調べなくなったからでもありますが、来てみて初めて知ることがあるというのもいいと思います。
本宮と道を挟んで世界遺産熊野本宮館という施設ができていますが、時間が無くなったので見学しませんでした。
車に戻り国道168号を走り新宮に出て尾鷲から紀勢自動車道に入り、伊勢自動車道、新名神を通り自宅に帰りました。
この旅行において燃費は24km/lを記録しました。ガソリンメーター大丈夫なのかと思ったほどですが、軽でも馬力はあり高速や山道でも以前よりストレスは感じなくなっています。
熊野古道はいくつものルートがあり、滝尻王子は中辺路の途中にある神社です。したがって本当は起点ではないのですが、この辺りに車を停めるかバスを降りて山に入る古道を歩く、というのがお勧めのようです。
1990年代後半ですが、勝浦温泉に行く途中滝尻王子前の広場に車を停めて、熊野古道中辺路を少し歩きました。不寝王子を経て高原熊野神社まで歩いて引き返しました。現在の高原熊野神社の写真を見てもあまり思い出せませんが、ごく近くに休憩所があった記憶はあるので間違いないと思います。
神社の前の国道371号から見た滝尻王子です。グーグルマップのストリートビューから拝借しました。

鳥居の奥が滝尻王子で手前左が滝尻茶屋ですが、この茶屋は以前はありませんでした。また現在は広場に車乗り入れもできないようですね。熊野古道は2004年に世界遺産に指定されましたが、川を挟んで真向かいに熊野古道館、少し離れたところにバスや乗用車の駐車場が建設され、茶屋もできてすっかり変わっています。
この国道311号、滝尻王子の少し手前で2011年秋の台風による大雨で山の斜面が大きく崩れ、迂回路ができていました。その部分の航空写真(byグーグル)、道路はまだ仮設です。

ここから1時間弱で熊野本宮に到着。
駐車場に車を停め、鳥居をくぐります。
石段が158段ある参道


上から見下ろすと高さを感じますね。
上4社社殿

息を呑むほどの偉容を誇っています。写真撮影禁止と書かれた看板がありますが、特に商業利用しなければかまわないようです。
拝殿前の黒色のポスト

毎日集配に来る本物のポストで、天井には神の使いとされる八咫烏が乗っています。八咫烏は日本サッカー協会のシンボルでもあるんですね。
参拝を済ませ、ここから徒歩10分のところにある大斎原(おおゆのはら)に向かいました。
大斎原は明治22年まで熊野本宮があった場所で、もともとは熊野川の中州に建っていました。それが明治22年の大水害で社殿の大半が流されてしまいました。流されずに残った社殿を現在地に遷座したとのことです。
高さ34mの大鳥居の向こうが大斎原

水害前の絵図

大斎原のことは来るまで知りませんでした。この頃事前にあまり調べなくなったからでもありますが、来てみて初めて知ることがあるというのもいいと思います。
本宮と道を挟んで世界遺産熊野本宮館という施設ができていますが、時間が無くなったので見学しませんでした。
車に戻り国道168号を走り新宮に出て尾鷲から紀勢自動車道に入り、伊勢自動車道、新名神を通り自宅に帰りました。
この旅行において燃費は24km/lを記録しました。ガソリンメーター大丈夫なのかと思ったほどですが、軽でも馬力はあり高速や山道でも以前よりストレスは感じなくなっています。