還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

MVNO事業者のSIMに交換しました

2015年05月17日 | パソコン・モバイル・オーディオ
携帯電話に関する4月23日の記事に、5月に入ってからMNPによる事業者移転手続きをすると書きましたが、GW後にあるMVNO事業者と契約しました。そして数日後

SIMカード
IP電話番号登録用葉書
会員証

が届きました。

手続きを順序立てますと
まず、現在使用中の携帯電話やスマホが、転入しようとしているMVNO事業者で使用可能か確認します。使用可能であればSIM交換のみですが、使用できない場合は電話機本体購入の必要があります。
またSIMを交換して使用可能にするには、Wi-Fi環境がある方がベターです。

次に契約中の携帯事業者からMNP予約番号をもらいます。私はサイトからMNP解約申し込みをしましたが、電話でも店頭でも手続き可能です。

予約番号をもらったら、MVNO事業者に音声SIMを申し込みます。私はサイトから申し込みましたが、電話申し込みが可能な事業者もあります。また免許証など、本人確認用の画像データの送信が必要となる場合があります。

2日後にこれから移転手続きを始めるという内容の、SMSメッセージが入りました。翌日電波を認識しなくなり「圏外」となりました。その翌日に宅配便でSIMが届きました。

・SIMカードの交換

まず、届いたSIMカードですが、クレジットカード大の台紙にこのように取り付けられています。
赤丸で囲んだ部分がSIMです。切り離すのには手袋があった方が良いです。うっかり指紋を付けると接触不良の原因になりかねません。

次に携帯の電源を切り、現用のSIMを取り出します。iPhone5sのSIMは本体側面に装着されています。

iPhone購入時に付属品で付いてくるSIM取り出しピンで、本体側面の穴をやや強く押すと、SIM用トレイが少し出ます。そしてそのトレイを引き出します。

SIMカードを購入したものと交換し、トレイを差し込みます。


・データ通信設定

次に携帯電話の電源をONにします。立ち上がると、それだけで電話はかけられるようになります。電話に関しては他に作業は不要です。ですがインターネットなどのデータ通信はまだ出来ません。データ通信をするにはAPN(Access Point Name)の設定が必要ですが、これは宅配便に同梱された手順書通りに行えば案外簡単に設定が完了します。

この作業をするにはネット回線とつながっている方がベターです。つまりWi-Fi環境があると大変やりやすいです。それはAPN設定情報により構成される、プロファイルをダウンロードする必要があるためです。たまたま少し前に、家でWi-Fiできるよう無線LANルーターを設置したので、ラッキーでした。ダウンロードに続いてインストールすれば完了です。時間はごくわずかで、完了を意味するメッセージは特になかったと思います。

完了後、Wi-Fiをオフにしてインターネットにつながるか試します。最初3Gと表示されましたが、少し後にLTEに変わりました。ネットには問題なくつながったので、データ通信もOKです。

・IP電話の設定

050で始まるIP電話はストアから電話アプリをダウンロードして、電話番号、パスワードの初期設定を行うと使えるようになりました。

・メールの設定

ドコモ、au、ソフトバンクなどキャリアメールを使っていた場合、MNP移転するとキャリアメールは使えなくなります。私の契約したMVNO事業者はメールアドレス発行サービスがあり、会員証に書かれていたメールアドレス、パスワード、送受信サーバーの設定を行うと、事業者からウエルカムメールが届きました。パソコンのメール設定とほとんど同じ作業です。自分のパソコンとの間で送受信して確認を行いました。

これでメール設定も完了、電話、データ通信、メールが全て出来るようになりました。

各種設定に自信が無ければMVNO事業者はお勧めしません、というブログ記事もありましたが、それほど難しいことはありません。テクニカルな面では事業者に問い合わせは特に不要でした。「格安」なので、痒いところに手が届くという親切さはありませんが、届く書類や事業者のHPに必要なことは書かれています。