毎月口座から引き落とされている健康保険料がどう使われているのか?
少し気になってきまして・・・・
毎年6月頃に自宅に届く国民健康保険料の通知書によると
(介護保険料を除いて)
口座から引き落とされる健康保険料は、基礎医療分と後期高齢者支援分という名目に分かれていて、
基礎医療分とは、75歳未満の国保加入者に使う医療費
後期高齢者支援分とは、75歳以上の後期高齢者が加入する、後期高齢者医療制度への拠出金
となっています。拠出の割合は私が加入する国保では
基礎医療分が73%
後期高齢者支援分が27%
です。つまり支払っている保険料の1/4程度が、後期高齢者医療制度に回っています。
国民健康保険は市町村等自治体毎に運営されていますが、後期高齢者医療は都道府県単位の、後期高齢者医療広域連合として運営されています。いずれは国保についても、都道府県単位にまとめていこうという動きがあるようです。
そう言えば会社に勤めていた頃、高齢者医療への拠出が増えて財政が火の車だと、健保組合がよく言っていたのですが、あらためて健保組合のHPで見た最近の予算書によると、組合員および家族に対する保険給付と、高齢者に対する拠出金がほぼ半々です。
これでは厳しいはずで、毎年積立金を取り崩している状況でそれも数年後には底をつく、その後は保険料を上げざるを得ないなどと書いてありました。
ちなみに高齢者への拠出金の割合は、事務費等を省いて
前期高齢者(65~74歳)への拠出 保険料全体の31%
後期高齢者(75歳以上)への拠出 保険料全体の19%
となっていました。つまり高齢者への拠出金が保険給付支出の半分になっているのです。
これらはつまり、各保険の中で予算が完結していないのですよね。若い人が加入する保険から、高齢者が加入する保険に保険料が移動していますから、賦課方式が混じっています。
被用者保険に入っている時は、前期高齢者と後期高齢者に合わせて半分程度の保険料を拠出。
退職後に加入する国保では、収入の1/4が被用者保険から入り、そして支出の1/9を後期高齢者に拠出。
この数字は国保ごとに多分異なります。そして後期高齢者になると、被用者保険と国保から全体の40%を受け取る。そして国費投入が半分ありますから、後期高齢者の負担割合は10%です。
何とも複雑なシステムになってますね。
少し気になってきまして・・・・
毎年6月頃に自宅に届く国民健康保険料の通知書によると
(介護保険料を除いて)
口座から引き落とされる健康保険料は、基礎医療分と後期高齢者支援分という名目に分かれていて、
基礎医療分とは、75歳未満の国保加入者に使う医療費
後期高齢者支援分とは、75歳以上の後期高齢者が加入する、後期高齢者医療制度への拠出金
となっています。拠出の割合は私が加入する国保では
基礎医療分が73%
後期高齢者支援分が27%
です。つまり支払っている保険料の1/4程度が、後期高齢者医療制度に回っています。
国民健康保険は市町村等自治体毎に運営されていますが、後期高齢者医療は都道府県単位の、後期高齢者医療広域連合として運営されています。いずれは国保についても、都道府県単位にまとめていこうという動きがあるようです。
そう言えば会社に勤めていた頃、高齢者医療への拠出が増えて財政が火の車だと、健保組合がよく言っていたのですが、あらためて健保組合のHPで見た最近の予算書によると、組合員および家族に対する保険給付と、高齢者に対する拠出金がほぼ半々です。
これでは厳しいはずで、毎年積立金を取り崩している状況でそれも数年後には底をつく、その後は保険料を上げざるを得ないなどと書いてありました。
ちなみに高齢者への拠出金の割合は、事務費等を省いて
前期高齢者(65~74歳)への拠出 保険料全体の31%
後期高齢者(75歳以上)への拠出 保険料全体の19%
となっていました。つまり高齢者への拠出金が保険給付支出の半分になっているのです。
これらはつまり、各保険の中で予算が完結していないのですよね。若い人が加入する保険から、高齢者が加入する保険に保険料が移動していますから、賦課方式が混じっています。
被用者保険に入っている時は、前期高齢者と後期高齢者に合わせて半分程度の保険料を拠出。
退職後に加入する国保では、収入の1/4が被用者保険から入り、そして支出の1/9を後期高齢者に拠出。
この数字は国保ごとに多分異なります。そして後期高齢者になると、被用者保険と国保から全体の40%を受け取る。そして国費投入が半分ありますから、後期高齢者の負担割合は10%です。
何とも複雑なシステムになってますね。