還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

血糖値スパイク

2019年03月12日 | 雑記帳(心臓と関係有り)
かなり前ですが【血糖値スパイク】が、NHKで取り上げられました。
血糖値スパイクとは・・食後だけ高血糖になるわけで、つまり
空腹時血糖値は正常、またHbA1Cも正常
なので正常と診断されます。

この血糖値スパイクは通常の健康診断ではわからなくて、見つけるには【ぶどう糖負荷試験】が必要なのです。

厳密な話ではそうなのですが、簡易的には採血の前ご飯を食べておけば、スパイクがあるのか無いのかある程度わかるのではないか?

前回の循環器内科受診時に血液検査があったのですが、予約が午後2時半だったんですね。ご飯は食べてきて良いですよ、と聞いていたので普通に昼食を食べて受診しました。

午後の診察・検査で絶食はキツいですしね。

それで血糖値は
112(正常値は70~109)
でした。食後2時間経っていたのですが、正常値を少しオーバー。やはり上がるんだ。
医師は、食後ですからこのくらいは問題ありませんよと。

その後最近になって、血糖値スパイクのことを思い出して、自分に当てはめたらどうなんだろうとポチポチ・・・・こんなグラフを拾ってきました。


糖尿病の人以外では食前の血糖値は100未満で正常、しかし食後は
健康人では血糖値のピークは140ぐらいで、3時間後には100を下回る
スパイクのある人は血糖値が急激に上昇し、1時間後に220ぐらいまで上がり、2時間後でも150、100以下になるには数時間かかりそうです。

つまり食後2~3時間後の血糖値がわかれば、スパイクがあるかないかが、ある程度わかるんじゃないかと。。。

こないだの検査結果の112は、このグラフから見るとスパイクではないようです。たまたま食後の採血だったので、スパイクがなさそうなことがわかりました。

まあでも、空腹で来てくださいと言われているのに、食べて採血された結果、高い血糖値が出るといろいろ指導もあるでしょうから、特に勧めはいたしません。。