還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

前の家が売れました

2019年10月20日 | 日記
懸案だった、引っ越し前に住んでいた家が売れました。1年半ほどかかりました。

売りに出したのが去年の5月、買主との話がまとまって売買契約書を締結したのが今年の8月、最終決済したのが9月中頃で、これで完了となりました。

引っ越し後売れるまでは毎月、掃除やメンテナンスに帰っていました。
家の内外や溝の掃除、庭木の剪定、草むしり
窓を開けて空気の入れ替え

ご近所さんと顔を合わせたときは、様子を聞いたりしました。

家を売りに出した経緯ですが・・・
まず不動産の一括査定サイトに申し込みました。一括査定サイトもたくさんあるんですね。どのサイトにするかずいぶん迷いました。そして申し込み時、サイトに表示されたのは2社!!
一応「市」に住んでいたのですが・・・

たったの2社なので、2社とも来てもらって査定をお願いしました。査定額はその場で出るのですが、2社とも査定価格にそれほどの違いはありません。

それでまあ、波長が合うと思った方に仲介をお願いしました。ちなみに査定額=販売希望価格になるとは限りません。査定額より高く売っても良いんですよね。あくまで参考なので。売り出し価格は自分が決めます。

とは言っても、高くすると普通は売れません。

買主が決まるまで、内見は月に1~2回程度ありました。毎週状況報告は聞いていましたが、しかしなかなか決まらないものですね。

ネットには、通常3~6か月で売れると書かれていましたが、そんなに甘くはなかったですね。価格は何度か改定(↓)しました。

さて、買主が決まると不動産売買契約を交わします。ローンを組まれる場合は、ローンの仮審査通過後に契約を交わします。その時手付金が支払われます。

売買契約後にローンの本審査がありますが、こちらは仮審査よりかなり時間がかかります。

売主は(買主はもっとですが)首を長くして待つことに。ですが仮審査が通ると、本審査でNGになることはめったにありません。

ローン本審査が通過する少し前には、決済日と決済場所が決まります。決済に必要なものは(売主)

・登記済権利証または権利情報
・実印と印鑑証明書
・売却物件から引っ越していれば住民票
  (本籍と前住所が記入されたもの)
・認印
・残金を振り込んでもらう口座情報
・写真付きの身分証明書(運転経歴証明書も使用可)

決済の最後に物件の引き渡しとして鍵を引き渡します。

固定資産税は引渡し日以降は買主負担となり、日割り計算で返金があるのが一般的です。
(その年度の固定資産税を支払っていれば)

また所有権移転にかかる費用は買主負担ですが、引っ越しにより売主の住所と物件の住所(所在地)が異なっているため、先だって住所を合わせる住所変更登記が必要となり、この費用は売主負担となります。

不動産業者に支払うのは仲介手数料。物件価格が400万円以上では、物件価格の3%+6万円が上限とされていますが、普通に上限の金額が請求されます。

決済には通常司法書士も同席します。司法書士には所有権移転手続きを依頼するので、それにかかる報酬を支払います。

これらお金の動きは、決済日にすべて行われますので、ハンコ(実印、認印とも)をたくさん押すことになります。

決済にかかる時間は、書類がすべて整っていれば1~1.5時間ぐらいです。

決済の前日には最後の掃除をし、家内安全のお札は回収しました。お札回収は不動産屋から言われていました。

決済の翌日火災保険を解約し、これで完了しました。

最後に
仲介を依頼した不動産会社との契約は専属専任媒介契約でした。
決済時に持参した登記済権利証には、抵当権設定のことが書かれていました。

それで抵当権を抹消した証明書も持って行きましたが、司法書士から抵当権抹消は確認しているので、要らないですよと言われました。

不動産売買情報はネットでたくさん見られます。
アットホーム、LIFULL HOME'S、ニフティ不動産、SUUMOなどたくさんあります。

すぐ売りたい場合やなかなか売れない場合、不動産業者に売却することもあり得ますが、その場合の売却額は査定額の60~70%くらいの金額を提示されます。

売買契約を結んでから決済の間に風水害、地震、火事等により物件が無くなると、契約そのものが白紙になります。

白紙になると手付金は返却しなければなりませんので、受け取った手付金は万一のことを考え、手を付けないのが良いでしょう。