還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

ビワイチウォーキング(南草津-野洲)

2021年10月25日 | ウォーキング
ようやく夏の名残も消え、ウォーキングに良い季節となってきました。10月22日、ビワイチウォーキング一環で南草津駅から野洲駅まで歩きました。

本日のウォーキングルートです。
南草津駅(東口)→草津宿京方見附(黒門)址→草津川跡地公園→守山ふれあい公園→下之郷史跡公園→野洲駅(北口)

歩き始めて20分で草津川に架かる矢倉橋に着きます。橋を渡ったところにその昔、東海道草津宿京方見附がありました。
何というか、京都方面ににらみを利かす番所みたいな感じ?
黒門があったと言う記録がありますが、詳細はわからないそうです。

東海道草津宿京方見附案内板


ここから400m進むと、江戸城を築城した太田道灌の流れを汲む、太田酒造が店を構えています。

酒造店から5分進むと郵便ポスト

明治4年に日本に郵便制度が出来たときに設置された、「書状集箱」と同型と説明されています。
現役のポストです。

郵便ポストのすぐ手前に草津宿本陣があるのですが、何か素通りしてしまいましたね・・・?
新選組の土方副長も泊まったことがあるそうなのですが、気がつきませんでした。草津宿はまたあらためて来ることにします。

まもなく東海道と中山道の分岐点で、東海道は南東方面に、中山道は北東方面ですが、ここまで歩いた道を直進すると実は中山道に入ります。東海道は右に曲がります。

分岐点にある追分道標

「右 東海道いせみち」、「左 中仙道美のぢ」と刻まれています。ものすごく大きな道標で高さは4mあります。復元ではなく、オリジナルです。追分とは分岐点のことです。

道標の北側の坂道を上がると草津川跡地公園です。先に通った草津川は旧の草津川が天井川で、過去に水害が多発したため20年かけて開削した人工の川です。草津宿京方見附は新しい草津川の東袂に位置しています。

そして元の川は廃川となり、いろいろ跡地利用が進んでいてその1つが跡地公園というわけ。どちらかというと歩き始めで距離も大して歩いていないのですが、ここでお昼にします。

昼食後、トイレも借りて、午後の部開始です。
旧草津川左岸の堤防を川下に歩きます。左岸は遊歩道で右岸は車道です。
600m進み下に降りて、くすのき通りを北東に歩きます。歩道が広くて歩きやすいです。

空はすっかり晴れて雲も消え、日差しに負けそうです。こりゃたまらん・・・・くすのき通りに出て30分ほど歩いたところでカフェに入り、アイスコーヒーを注文し30分ほど休憩。

そろそろ歩こうかと外に出ると、雲が広がって太陽を遮っています。これはラッキーです。

くすのき通りをそのまましばらく進むと、歩道がさらに広がり、自転車と歩行者が完全分離して通行できるようになっています。

歩道と自転車道で幅が4.5mあります。

やがて守山市立図書館。その先、県立総合病院の手前を右に曲がります。


目田川という川沿いの道で川の両側は桜並木です。

ふれあい通りに出て左折するとまもなくふれあい公園。当初は休憩を予定していましたが、コーヒーで休憩したので、園内の道をぐるっと歩いてそのまま下之郷史跡公園に向かいます。

ここは弥生時代に環濠集落があったところで、国内で3本の指に入る規模なのだそうです。

復元された環濠(部分)


この集落では2000年以上昔ですが、赤米が栽培されていました。

収穫された赤米のはさかけ


籾をよく見ると
長いヒゲがあります。現代の米にヒゲはありません。ヒゲは正式には芒(のぎ)と言い、また野生種のイネには全て長い芒があります。

ここまでで南草津駅から10キロ足らず、残りは3キロほどです。新中山道に出て野洲駅に向かいます。15分ぐらいで、野洲川に架かる近江富士大橋に差し掛かります。

渡っている途中


野洲川下流方面
川幅は400m。

そのまま休まず歩いて野洲駅到着、本日のウォーキング終了です。

ところでビワイチウォーキングと言いながら、今回琵琶湖岸には1度も出ませんでした。内陸部のみのウォーキングです。

琵琶湖東岸はJRの駅が琵琶湖岸から離れているところがほとんどで、駅から湖岸に出るだけで1時間くらい平気でかかってしまいます。湖岸沿いは湖西の方でしっかり歩いたので、湖東側は無理に湖岸に出ることはないかなと。

ま、琵琶湖を大きく回るって感じで・・^^;;;

1度のウォーキングは、なるべく15キロを超えないように計画していて、今回は13キロ。これくらいなら膝も痛くならないし、足指にマメもできなくて、体力の消耗度は70%くらいの感じです。

一昨年23キロ歩いたときは足は痛くなるし帰りは遅くなるし、あまり楽しめなかったので、あまり長い距離は目指さないことにしました。

次回のビワイチウォーキングは野洲-近江八幡の予定です。

今回歩いたルート

街歩きでもありました。