還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

東海道土山宿を歩きました

2023年10月27日 | ウォーキング
10月下旬のよく晴れた日、かねてより計画していた東海道土山(つちやま)宿を歩きました。

自動車を出し新名神甲賀土山ICで降りると、道の駅「あいの土山」までは5kmです。

ちょうど12時になったのですが、昼食の前に野菜や果物を買い込みました。そして落ち着いたところでレストランに入り、お昼ご飯にしました。

道の駅の東側がもう東海道で、道の駅付近が土山宿のほぼ東端、京方に向かって歩きます。
写真は写した順

町並み

江戸方を向いています。旧街道の雰囲気が残っていますね。

何軒か○○屋跡と表示された民家を過ぎ、道の駅から500m先の十字路の片隅に道標が設置されています。

東海道近江国土山宿生里野と刻まれています。

俳人 上島鬼貫(うえしまおにつら)の句碑

吹け波(ば)ふけ櫛を買たり秋の風

東海道一里塚跡


来見橋(くるみはし)を通り過ぎて振り返る


油屋跡

東海道を示す看板が見えます。この看板は東海道統一案内看板と呼ばれ、滋賀県内はこの看板に統一されています。

土山宿伝馬館

資料館にもなっていますが、中には入らず。

土山宿本陣跡

徳川幕府3代将軍徳川家光が上洛の際、本陣職を賜ったそうです。
登録有形文化財に指定されています。
少し手前には二階屋本陣跡がありました。

明治天皇聖蹟碑


高桑闌更(たかくわらんこう)句碑

土山や 唄にもうたふ はつしぐれ

大黒屋本陣跡と土山宿問屋場跡

場所を示す石碑のみで建物は残っていません。大黒屋と二階屋は脇本陣(あるいは控本陣)の位置づけ

御代参街道(ごだいさんかいどう)起点の道標

左側・・・たかのよつぎかんおんみち      天明8年(1788年)設置の道標
右側・・・右 北国たが街道 ひの 八まんみち 文化4年(1807年)設置の道標

平仮名が多いのは漢字が読めない人でも、間違わずに行けるようにとのことなのでしょう。

この場所は東海道と御代参街道の分岐点なので、当時の言い方では追分です。
写真には写っていませんが、国道1号を挟んだ向かいに追分屋という旅籠がありました。

国道1号を東に向かいます。

国道沿いにコスモス畑


交差点「土山支所」の角に平成万人灯

平成3年(1991年)建立
自然石による灯籠としては日本一の規模です。高さが基礎から上で9.33mあり、巨大な常夜燈です。

当初は、ここからトラバースロードを歩いて田村神社に参拝、土山宿高札場を経て、道の駅に戻る予定でしたが、あまりに好天で汗だくになりそうだったので東海道に戻り、途中公民館の軒先で休憩しました。

道の駅に戻り、車のエンジンをかけ帰宅。。。。

今回のウォーキングは、散策と言った方が良さそうですかね^^;;;
これで未訪問の道の駅が1つ減りました。それと滋賀県内で散策した宿場町が1つ増えました。