還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

ヴォーリズ記念病院で精密検査-2

2010年10月11日 | 診断確定
それって・・・・
最悪の予想的中です、はい。しかも中等度より悪い・・・・
しかし心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)と聞いても、それほど大きなショックはありませんでした。

オフクロと同じ心臓弁膜症かあ、親子でねぇ、という感じで・・・・・でもさすがに何秒間か目は焦点を失い宙を泳いでいた・・・ように思います。
その間は、寺尾先生が何を仰ったかよく覚えていません。
超音波エコー検査はこれで終わりました。検査の所要時間は20分くらいでした。
予定されていたホルター心電図検査は、一旦キャンセルとなりました。

しかし、親子で弁膜症になる確率っていうのはかなり低いと思われるので、ある意味で凄い当たりクジ? を引いたのかもしれません。

さて、それで手術適応かどうかは微妙な段階でもあるし、専門医を紹介するから手術適応も含めてそこで診てもらったらどうかということで、心臓外科のある病院を紹介いただくことになりました。
そして紹介いただいたのが滋賀医大附属病院です。心臓血管外科の浅井先生に電話で都合を聞いていただくことになりました。

最悪、手術なのかなあ? こんなに元気なのに・・・・
でも、なるようにしかならないしなあ、というのが偽らざる心境でした。

そして次は、トレッドミルを使った運動負荷検査です。
これは特に問題なく、結果はOKでした。

キャンセルになったホルター心電図検査はやることになり、診察室に呼ばれ機械を取り付けられました。あらまあ、自動血圧計付きです。
これでこの日は帰宅しましたが、今夜は、風呂もシャワーもアウトです。

翌日、仕事は午前のみで午後は帰宅し、ヴォーリズ記念病院でホルター心電計を外してもらうことになっていました。
仕事が終わり更衣室で着替えていると(着替えはけっこう難儀です)携帯が鳴りだしました。発信は妻からで、結論として翌日の水曜日に滋賀医大の浅井先生の診察をお願いすることになりました。
これで3日続けて会社休みです。まあ、でも善は急げですから。

再度訪れたヴォーリズ記念病院でホルター心電計を外してもらった後、滋賀医大への紹介状、CD-ROMに焼いた検査データ、滋賀医大の診察予約票を受け取り帰宅しました。

ホルター心電計の結果は一週間後の診察時に聞くことになりました。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
リウマチ熱の後遺症 (いくこ)
2014-05-04 23:00:10
はじめまして。ブログを読ませていただいています。お母様と同じ弁膜症とのこと。それは偶然ではないと思われます。おそらく幼少期に溶連菌によるリウマチ熱に母子感染して、抗生物質の投与を受けないまま中年期以降
リウマチ熱の後遺症として弁膜症に罹患されたものと思われます。というのも、私の母と祖母も全く同じうに中年期に弁膜症を患っていたため、心臓外科にそのような偶然があるのかとたずねるとあっさりリウマチ熱のことを教えてもらえました。
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初めまして (豆パパ)
2014-05-05 00:22:37
いくこさん
初めまして。お読みいただきありがとうございます。
確かにリューマチ熱なら、偶然ではなかったかもしれませんね。
いくこさんのお母上とお祖母様も、弁膜症を患っておられたのですね。心臓の病気とわかったときにはさぞご心配なさったことと思いますが、現在は手術もかなり安全になり、完治に近いところまで回復させてくれますので、医学の進歩はすばらしいと思います。
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お返事ありがとうございます (いくこ)
2014-05-05 01:16:03
豆パパさま

さっそくのお返事ありがとうございます。
ブログを読ませていただき、豆パパさまが無事回復して職場復帰されたこと、そしてお元気に生活されているご様子が窺え、同じ僧帽弁狭窄症の家族を持った者として大変嬉しく思いました。医療技術の進歩に本当に感謝ですね。
私の母親と祖母も僧帽弁の移植手術を受けましたが、心臓は完治したものの、残念ながらその10数年後に、脳梗塞を繰り返し亡くなりました。母親と祖母はそれぞれ70代でした。私自身も健康診断で毎年徐脈を指摘されており、昨年度、溶連菌検査を受け保菌していることが分かり、慢性扁桃炎を切除する手術を受けています。もしかしたら、リウマチ熱の既往歴があるかもしれず、将来的に僧帽弁狭窄症を患うことになるかもと心配です。
このブログには大変励まされ、早期発見早期治療の重要性を知りました。これからも益々のご活躍お祈りしています!
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