豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

スバル・レオーネ

2010年03月10日 | クルマ&ミニカー
 
 もう1枚、母親が見つけ出してきた写真は、“スバル・レオーネ”。
 わが家の最後のスバルである。

 何度もこのコラムに書いたことだが、昭和37、8年頃に、中古の初代“スバル360”を5万円で買ったことから、わが家のマイカー時代は始まった。
 その後、もう1台新車で“スバル360”を買い、“スバル1000”、“スバルFF-1”を経て、今回アップした“スバル・レオーネ”に乗り換え、これを最後に、それ以降はほぼトヨタ“カローラ”に乗っている。

 この“スバル・レオーネ”は、これまた何度か登場した水道通り沿いにあった富士スバルの営業のNさんに「あと1台売れると営業所全員が褒美でハワイ旅行に行ける。何とか買ってもらえないか。捨て値でいいから」と泣き落され、買ったように記憶する。
 派手なワインレッドもいただけなかったが、この車が売れ残った最後の1台で、これしかなかった。

 手元にあるクルマの本は「セピアカラーで綴る1960年代のクルマたち[国産車編]」(モーターマガジン社、発行年記載なし)と、「絶版車アルバム1950-1969」(コスミック出版、2006年)しかなく、前者は1969年発売の“スバル R2”で、後者も同じく1969年の“スバルFF-1”で終わっている。

 ネットで「スバル レオーネ」、「SUBARU LEONE」で引っかかるものを片っ端から検索したが、ぴったり同じ写真はない。しかし、goo-netの中古車情報ページで見つけた新潟県新発田市の中古車店に載っている昭和58年式の“スバル レオーネ”というのが一番似ている。
 クルマにはあまり詳しくないので正確には分からないのだが、フロントバンパーについている特徴的に大きいフォグランプの形状からして、そうではないかと思う。
 1973年頃の“SUBARU LEONE”ということにしておこう。レオーネは1971年から発売され、3代目まで生産されたらしいが、わが家のは初代のレオーネらしい。

 レオーネに至っても、サイズは、3995×1500×1385、重量775kgとある。側面安全性のための車幅拡大はともかくとして、全長はいつから4mをこえたのだろうか。
 それにしても、いまだに中古車市場ではスバル・レオーネが出回っているというのも驚きである。そこまでレオーネに愛着をもった人もいるのだろうか・・・。

 2010/3/10