豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

今年のクリスマス(2015年12月)

2015年12月25日 | テレビ&ポップス

 今年のクリスマス。

 おととい12月23日(水)は、恵比寿のウェスティン東京で、組合の忘年会。

 下の息子は、小学校低学年のころから毎年このパーティーを楽しみにしている。
 今年も、私の同僚から「君は野球やっていたんだよね」と声を掛けられ、覚えていてくれたことに感激していた。

 わが同僚は、息子ができたら一緒にキャッチボールをするのを楽しみにしていたのだが、子どもさんは2人とも女の子だったので、私の子どもが男で、しかも野球をやっているというのがうらやましかったのだという。
 そうか、息子とキャッチボールができるというのも、ささやかな喜びだったのだ。

 休日のため、恵比寿ガーデンプレスは人ごみでごった返しており、雨も降っていたので写真は撮れなかった。
 人ごみさえなければ、ちあきなおみ“黄昏のビギン”にぴったりのしっとりとしたいい雰囲だったのだが・・・。

         


 翌12月24日はわが家のクリスマス・パーティー。

 女房の体調が思わしくないので、サラダとローストビーフだけ手作りで、あとは、下の息子が麻布十番で買ってきた数種類のキッシュ、ぼくが近所のケンタッキーで買ってきたチキン、上の息子が買ってきたケーキで済ます。

 キッシュは、息子の勤務先の学校のネイティブのアメリカ人教師がイチ押しと言うだけあって、それほど高くないという割に、みんなの評判は上々だった。
 店の名前は書かないでおく。

 
         
 きょう12月25日は年賀状の残りを書く。

 夕方ポストに入れて帰ってきて、なにか映画を見ようと思ったが、BSではろくなものをやってなかったので、先日買ったままになっていた、“メグレ警視シリーズ”の“メグレと田舎教師”を見ることにした。

                 

 原題は、“MAIGRET A L’ECOLE”。
 翻訳ものでも“学校のメグレ”という題だったが、そのほうが内容には合っている。ドラマの中で“田舎教師”は、写真でしか登場しない。

 閉鎖的な田舎町で起きた殺人事件の容疑者として逮捕された“田舎教師”の小学生の息子とその同級生たちが主役と言えるかもしれない。

         
         
 冬の物語ではあるが、クリスマス物語ではない。
 しかし、田舎町の末枯れた佇まい、シムノンらしい話の展開など、悪くない作品だった。

 2015/12/25 記


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