そのお不動さんの境内の東のはずれに立っているお地蔵さん。
近所でも有名ないたずら坊主が、このお地蔵さんによじ登ったのはいいが、お地蔵さんもろとも倒れて下敷きになり、大怪我をするという事件があった。
ぼくより2、3歳年上の子だった。いたずらっ子ではあったが、年下の子をいじめるような子ではなかった。
美空ひばりの“花笠道中”や、三橋美智也の“夕焼け空が真っ赤っか ♪”なんて唄が町に流れていた頃である。(ぼくは映画“三丁目の夕日”の失敗の一つは、当時街に流れていた唄をBGMにかけなかったことだと思っている。)
あの子と一緒にひっくり返った当時のままのお地蔵さんなのだろうか・・・。
2010/7/9