わが家のすぐ近くにあったお不動さんの参道(?)。
昔はこんなに木が茂っていなかったように思う。
奥の階段の下あたりで缶けりや長馬(ながうま)などをして遊んだ。
長馬など結構危険な遊びだった。前の奴の股ぐらに頭を突っ込んで馬になり、敵が助走をつけてその馬に跳び乗るのである。特定の馬(もちろん人間)に集中的に跳び乗ったりもした。もちろんそいつはたまらずに潰れるのだが、「ブッ潰れ!!」などと騒いで、攻撃が続く。
敵が全員飛び乗ってもつぶれなければ、先頭の一人だけ立っているやつが、敵の最後に飛び乗ったやつとじゃんけんをして、勝てば攻守交代となる。
今だったら、PTAが禁止するだろう。
お不動さんの東南の崖の下には戦争中の防空壕が残っていて、これもぼくたちの格好の遊び場になっていた。
今でもこの辺の子どもたちはお不動さんで遊んでいるのだろうか。
2010/7/9