チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

長さ31センチ、重さ444グラムのキュウリ

2019年09月04日 04時00分11秒 | 庭仕事

曇、25度、85%

 香港に住み始めた30数年前、野菜の違いに驚きました。スーパーに売られていたキュウリは1本ずつピッタシのラップされた筋の入ったものでキュウリには見えませんでした。市場で売られていたキュウリは長くて大きくてサラダに使うなら幾皿もできそうな代物でした。中国ではまだ野菜を生で食べることが少なかった時代です。キュウリだって炒めたり、スープに使うのですから大きなキュウリを作っていたのだと、今やっと理解できます。小振りなキュウリが市場に出回るようになったのは、回転寿司の流行が大きな要因です。ニーズに合わせた野菜に変わって行きました。

 キュウリを作り始めて2年目、毎日、日に2度はキュウリを点検します。雄花は落として蔓の絡まりを解いて、トゲトゲのついたキュウリを収穫します。本当に美味しい採れたてキュウリです。ところがなぜか急にお化けのようなキュウリを発見します。「一体どこに隠れていたの?」いえ、見落としているだけなのです。キュウリは1本しか植えていません。蔓が伸びるので支柱をたくさん立ててネットも使っています。緑の支柱の太さは一番太いものです。ちょうど食べ頃のキュウリぐらいの太さです。なぜ、キュウリがこんなに大きくなるまで気付かないのか、自分でもわかりません。私の視力は普通です。

  昨日の朝もぶらんとぶら下がっている大きなキュウリを見つけました。なぜか恥ずかしい気持ちになります。香港で初めて見た大きなキュウリぐらいに成長しています。長さが31センチ、重さ444グラム。「ココさん、キュウリって匂うの?」真剣に時間をかけて観察しています。

 こうやってキュウリを育てる以前は、大きなキュウリと小ぶりなキュウリは別の種類だと思っていました。ただ、収穫を遅らせるだけの違いでした。この大きなキュウリやはり中国式に炒めて食べることにします。

 おそらくこれから毎年、夏の間は大きなキュウリを見つけては何故か恥ずかしい気持ちを味わうことになりそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする