チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

私のキムチ

2024年11月02日 | 保存食

大雨、19℃、90%

 帰国中だった主人が東京に出張に出かけました。お土産に「若菜」の「べったらキムチ」を買って来てくれました。お土産です。べったらですから甘いのは承知でしたが、甘いのなんのって!べったらもキムチも大好きです。でも甘い、と思いながらペロリと全部食べました。その食べっぷりを見た主人は続けて2パック「キムチ」を買って来ました。この2パックもまた甘い、と思いつつペロリ。

 以前はよく「キムチ」を作っていました。昔の海外赴任のご家族は食べたいものが手に入らない時、工夫して作ったものです。香港時代はお羊羹、カステラまで作りました。上手に作る方に作り方を教えてもらいました。「キムチ」を上手に作る方は香港の前のご主人の赴任地が韓国の方でした。分量のメモがありませんが思い出しながら作ります。

 最近の発酵食ブームで「キムチ」がすっかり日本にも定着しています。スーパーに行けば「沢庵」よりたくさん並んでいる「キムチ」です。そのせいで韓国産の「唐辛子」が手に入りました。お家「キムチ」を作る方がいるのでしょう。韓国の唐辛子は日本のものよりマイルドです。甘みを感じるほどまろやかな唐辛子です。早く食べたいので白菜を多めの塩で漬けて作りました。匂いが気になりますから、二重ジップロックでつけます。

 韓国産「唐辛子」をたっぷり、甘みにはりんごのすりおろしのみ、昆布や出汁じゃこ、ニンニク、生姜でキムチペーストを作って水気を絞った「白菜漬け」にまぶして、空気を抜いたジップロックで一晩置きました。 

 ソウルに行った折食べた「キムチ」はタコや栗も入っていました。家庭の数だけ「キムチ」の種類があると言われるのもわかります。香港の韓国焼肉屋で見た光景、韓国人女性が奥のテーブルで「おじゃこ」の頭と腹を出していました。私が家でするのと同じです。お出汁を大事にする国民性は日本と似ています。

 「私のキムチ」甘さは強くありません。次回はニラやにんじんを足して、唐辛子を多めに漬けるつもりです。実は次の仕込み始めています。「カボス」が出始めて「大根カボス」を作るようになるまで、「私のキムチ」が毎日食卓に上ります。

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霜月、ついたち

2024年11月01日 | 日々のこと

雨、19℃、73%

 今年の富士はいまだに雪をいただいていないと昨日のニュースが伝えていました。130年の観測で初めてのことだそうです。それほど気温上昇が進んでいます。葉の色づきも遅い、この時期実をつけるものたちも歩みが遅く思います。 暖かな冬は嬉しいけれど、順調に季節の進みを望みます。

 家の中が暗く感じられる季節になりました。 少しでも明るい色をと思い思い切ってこのテーブルクロス。鳥が赤い実を啄む絵柄です。色は赤、青、白のみ、はっきりした色使いは部屋にメリハリをくれます。

  モモのカレンダーは「ネズミちゃん」を抱え込むモモです。最後の最後までこの「ネズミちゃん」と遊びました。「ネズミちゃん」今も私の枕の下にいます。7歳ごろのモモです。

  床の間には久しぶりに大観の「竹林」を掛けました。大きなお軸です。水墨画の持つ静謐さが秋の空間に流れました。

  コーヒーテーブルには白洲正子の「花」を置きました。白洲正子の本は母のもの私のものと数あります。これは母の本です。流派を卓越した白洲正子の花の世界が収められています。

 今年も後ふた月、そう思うと気忙しく思います。この気持ち自分の人生にも当てはまるなぁと、慌てることないよと言い聞かせて、日々を静かに送ります。やりたいこともやり残すこともあって当然。午後から警報級の大雨との予報です。気を引き締めてついたちのスタートです。

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