チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

この一年ありがとうございます。

2024年12月31日 | 日々のこと

曇、8度、71% 

 明日には年が改まります。晦日はそのひと月のことを思い返します。今日は「大晦日」この一年を思います。皆さんのおかげを感じます。家族が健康なことをありがたく思います。

 帰国以来、毎年年末には「仏手柑」をいただきます。縁起物の柑橘類です。「仏手柑」の木もいただいて3年が過ぎました。この木が立派な実をつけるのは5年目からだと知りました。大きく育っています。友人の手を煩わさなくても「仏手柑」が庭になる日が楽しみです。

 主人は来月下旬、一時帰国します。離れた土地で70歳を前に仕事を続けるられることにありがたいと思います。その何よりは主人の仕事への思いと健康だと信じています。孫娘は年齢相応な興味を持ち、伸びやかに育ってくれています。お勉強はできないと思いますが、ばばは口煩く言うのを止めました。明るい笑顔で生きていくことが大事だと感じています。

 この私、おかげさまで今年もくしゃみひとつなく過ごしました。子供の頃は小さくて虚弱な体質だった私です。いつか大きな病気を得るかもしれません。その時は今まで健康だった「ツケ」だと思うことに決めています。

 今晩は「年越しそば」を家族といただきます。明日は白味噌のお雑煮に「丸餅」入れて家族といただきます。「年越しそば」も「丸餅」も毎年友人たちからの贈り物です。毎年欠かさず年の瀬に送ってくださいます。ご家庭があり大変な年の瀬に欠かさず私までに心を配ってくださる友人たちに感謝します。

 一番の感謝は、47年この私のそばにいて養ってくれた主人です。

友人たち、息子家族、そしてあなた、今年もありがとう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孫家族がやって来ました。

2024年12月30日 | 家族

曇、6度、67%

 この冬休み、孫娘は友人と遊びたいと言って一人で飛行機で来ることは中止になりました。「うんうん、これも成長の一つ。」とばばは喜びました。ほぼ毎日電話で話をしている孫ですが、会ってみるとグッと私に迫る背丈になっています。並ぶのを避けるばばです。次回会ったときには間違いなく身長が抜かれていると思います。体重はすでに私より重い、そして何より女の子らしい面立ちになりました。ばばはその柔らかな雰囲気に喜びます。

 一番喜んだのは、もちろんココです。息子が大好きです。孫娘にだけはおとなしく抱かれます。夕方のお散歩は孫たちが連れて行きました。私のお散歩とは違うコース、ココは楽しんだのでしょう、帰って来たときココの目はキラキラしていました。

 主人も揃うはずでしたが、来月末の旧正月の休みに合わせて帰国することになりました。

 正月三が日を過ぎるとまた東京に戻ります。短い滞在です。来年は孫娘、6年生になります。ばばは少し感傷的になりました。新しい年を家族と迎えられることに感謝します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楓の紅葉

2024年12月29日 | 日々のこと

曇、6度、71%

 庭には2本「楓」の木があります。一本は私より年取った「楓」、もう一本は7年前広くした敷地に植えた「楓」です。歳とった「楓」は道に面し、新しい「楓」は塀の中に植っています。

 春の「青楓」は目に鮮やかで心が晴れる思いがします。しばらくすると可愛い種をつけ少し赤みががった羽のような種が青葉の間から見え隠れする様も好きです。そしてクライマックスは晩秋の紅葉です。葉の色が寒さで色づくことを「紅葉」つまり「楓」の別名当てる通り他の樹の「紅葉」より昔の人も「楓」の紅葉を愛でたのかもしれません。

 散り去る前に燃えるように赤く染まる「楓」の紅葉です。毎年庭の「楓」を眺めているのに今年はあることに気づきました。「楓」の紅葉も色の違いがあります。植えて7年の「楓」は緑から徐々に赤に染まりその美しい色のまま散ります。ところが古い木は赤さに乏しく茶枯れの色になります。美しいというには程遠い色です。赤に茶が混じると惨めな色です。「古い木だからかしら?」「赤く染まらない種類かしら?」と木肌を摩ります。

 昨日はずっと古い楓のことを考えていました。子供の頃はお風呂場の窓を開けるとこの楓が見えていました。夏はその緑を見ながら湯船に浸かっていました。色づく頃には窓を開けて風呂には入りません。果たしてどんな色だったか?思いを巡らしてみましたが、古い木が燃えるような赤に染まった記憶がありません。赤さは楓の品種が影響するのだと、昨日は思い至りました。

 山を染める「楓の紅葉」もおそらく様々な「赤」が存在するのでしょう。散ることで地面までも赤く染めます。美しいと飽きることなく「楓」の前に佇みました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「バスタオル」に悩む

2024年12月28日 | 身の回りのもの

雨、6度、71%

 「バスタオル」に悩んでいます。ホテルの真っ白い大きなバスタオルが好きです。家庭ではそれぞれの色を決めてバスタオルを用意します。西洋のバスタオルはパイルの足が長く、大判、厚手です。香港からの帰国時、大判のしっかりしたバスタオルを買い溜めて引越しの荷物に入れました。そしてこの7年、工夫しながら乾かして使い続けました。この手のバスタオルは10年以上使ってもへたりません。乾かす工夫に疲れて、お正月を前に新しいものをおろそうと決めました。でも手持ちの新品は全部厚手の大判です。薄くて木綿100%、コンパクトなものを探しに出かけました。

 マイクロファイバー素材、ハンガーで乾かせる大きさ、乾燥させることに着目したバスタオルが並んでいます。日本らしい品揃えです。手にとって一つ一つ点検。今治タオルなどいいものを作っています。でも今ひとつ私にはグッと来ません。その上、頭の片隅が「今持っている厚いバスタオルはどうするの?」と囁いています。購入は保留して帰宅、あらためて手持ちのバスタオルをみました。

 大判厚手ですので、夏の軽いお腹がけには使えますが、勿体無い。手触り、素材の良さがしっかりとわかるバスタオルたちです。買ったのは私ですから値段も覚えています。無闇に手放せません。でも乾かないのよね。

 新年まであと数日、日本式のバスタオルを買うか?手持ちの厚手を下ろして乾燥に工夫するか?決断が迫っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤いリボンの贈り物

2024年12月27日 | 自分ごと

晴、8度、64%

 最近は贈り物の形が変わって来ました。お歳暮やお中元なども配送を頼めます。昔は携えて相手の家を訪ねてご挨拶と一緒に手渡しました。「選べる贈り物」と書かれた小冊子を受け取ることもあります。自分で好きな品を選べるのはいいのですが、どなたからいただいたという気持ちが希薄です。贈答が好きな日本では一年中、贈り物が飛び交っています。

 デパートから送られて来た箱より、贈り主が自ら詰めてくれた箱を開けるのは楽しみです。緩衝材の代わりに果物が入っていたりその人の人柄が見えます。温かさが伝わって来ます。箱を開けながら、贈り主の顔が浮かびます。

 小さい頃から「赤いリボン」のかかった贈り物をもらうのが好きでした。きっとあの時からと思い当たる贈り物があります。白い箱に「赤い太いリボン」、紐解くと中にはレースがついたソックスがたくさん入っていました。母はレースなど私に着せてくれなかったので、箱の中が眩く感じました。小学生の頃のことです。贈り主は母の友人でした。

 一人っ子でしたので贈り物の取り合いなどありません。贈られて来たものは全部自分のもの、いまだにそんな感覚が抜けません。お誕生日やクリスマス、67歳の今も大好きです。何かを貰えるから好きなわけではありません。体の中からワクワクします。覚えていてくださった友人から言葉やカードをいただくと「ありがたい」と思います。昨日届いた小包を開けると「赤いリボン」がかかった箱が入っていました。何年ぶりでしょう?8年ほど前、友人が桐の小箱を贈って来てくださった時以来です。「赤いリボン」の贈り物、思わず声をあげそうになりました。リボンは「金色」や「ピンク」ではなく「赤」がいいのです。

 昨日は思いがけず「赤いリボンの贈り物」を手にしました。子供の頃から引きずっている思いがどなたにもあると思います。私は幼稚な思いがいまだに抜けずにいることを少し恥ずかしく思いました。でも、嬉しかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスプレゼント

2024年12月26日 | クリスマス

雨、10度、79%

 いい品を置いている食品屋さんを歩いていると、蜂蜜売り場に目に留まった容器がありました。普段蜂蜜売り場など目もくれません。家には数キロ蜂蜜があります。容器に惹かれて、ラベルを見ると「ラベンダー」の写真が目に入りました。日本では数少ない「ラベンダー」の蜂蜜です。しかもポルトガル産です。

 ヨーロッパでは「ラベンダー」の蜂蜜をよく見かけます。主人の仕事で出かけたポルトガルでは野性の「ラベンダー」から取る蜂蜜が売られており、行く度に自分への土産に求めました。主人も出張の時、トランクに入れて帰って来てくれました。優しくクセのない「ラベンダー」の蜂蜜です。ほのかに香ります。優しい味ですが日本の蜂蜜より輪郭が見える味です。

 「懐かしい!」と壺を手に取りました。500グラム入っています。いいお値段です。「私へのクリスマスプレゼント」と思い買い求めました。普段なら棚に戻したかもしれません。家に持ち帰りラベルを見ていると会社名の書体に見覚えがあることに気づきました。 これがポルトガルでいつも買い求めた「ラベンダー」の蜂蜜の瓶です。ラベルのデザインがいい瓶はラベルをつけたまま使います。ずっと買って来たポルトガルの「ラベンダー」の蜂蜜と同じものでした。長く生きて来るとこういう巡り合わせに恵まれます。

 懐かしい香り、懐かしい味。まだ使いかけの蜂蜜があります。使い終わったら、この小瓶移し替えながらポルトガルの「ラベンダー」の蜂蜜を楽しみます。贅沢な自分へのクリスマスプレゼントです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑のブッシュドノエル

2024年12月25日 | クリスマス

晴、2度、42%

 自分のためにクリスマスケーキを作ります。「パネトーネ」も「クリスシュトレイン」も納戸に作り置いていますが、「ブッシュドノエル」やおめかししたケーキが欲しくなります。

 「ピスタチオ」のブッシュドノエルを作り始めました。バタークリームではなくホイップクリーム仕立てです。ところが緑色がうまく出て来ません。沈んだ緑色です。着色料は使いたくないので「うん〜ん」と悩んで抹茶を少し足しました。味がどうなるか心配です。少しづつ加えると綺麗な欲しかった緑が出て来ました。クリームのお味はピスタチオの味に抹茶がじんわりと顔を出しますが、バークリームでないのでくどさがありません。よしよし。

 猛暑の影響で福岡のイチゴは不作、値段が高騰しています。クリスマスですので奮発してイチゴを買いました。やっぱりイチゴが好きです。ケーキの中心にイチゴを置いて巻いた「緑色のブッシュドノエル」です。木の幹のように表面はすべやかでなくてもいいのが「ブッシュドノエル」のいいところです。手持ちのクリスマス飾りをのせました。真ん中の赤い木こりは46年前、息子の初めてのクリスマスのケーキについていた飾りです。主人が六本木の「ルコント」で買って来てくれた大きなショートケーキでした。古いクリスマスの写真のケーキには度々登場するこの赤い木こりです。左右の飾りもクリスマス用です。ツリーを持ったリスたち、クリスマスだけにしか使いません。アンティークのこの飾りは香港の路上マーケットで見つけました。どこで作られた物か?雪だるまもリスも中国の顔つきではありません。

 今日はココと二人でケーキを囲みます。ほとんど私のお腹に入ります。イチゴを巻いた断面は明日のインスタグラフにでも載せるつもりです。

 Merry Christmas ! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水正果 韓国の伝統茶

2024年12月24日 | おやつ

晴、5度、58%

 昨日は1度近くまで気温が下がりました。日が上ると数日吹いていた風が収まっています。国道沿いの街路樹の銀杏がすっかり葉を落としました。この10日、家周りの道の掃除をしませんでした。銀杏が完全に葉を落としてから掃き集めるつもりです。家は2本の道に挟まれています。北風が運んでき来る銀杏の黄色い葉でみっしりと覆われていました。昼前、日差しが暖かく感じると庭箒を2本持って外に出ました。かれこれ3時間、落ち葉を掃き、ゴミ出し用の袋に詰めました。

 家に入ると心地よい疲れです。さあ、お茶の時間。そう思って朝から「生姜」と「シナモンスティック」を水から炊いておきました。家中が「シナモン」の香りです。もう一度火を入れて蜂蜜を垂らします。湯呑みに「干し柿」を一つ、熱々のこの「生姜」湯を注ぎます。松の実をぱらり。韓国の伝統茶「水正果」です。

 お茶というとお茶の葉を使ったお茶を思う日本とは違い、韓国、中国には漢方的なお茶があります。産後の体を養うお茶は「枸杞」や「棗」を使います。甘みをほんのりと感じる程度に砂糖や蜂蜜を入れます。飲みにくい漢方とは違います。こうした伝統茶を飲ませる店もあります。「白キクラゲ」に「桃」をそっと煮たお茶は見た目も喉越しも夏のお茶です。

 「水正果」は飲み始めてしばらくすると身体がじんわりと温かくなります。じんわりですがこの温かさ数時間続きます。「シナモンスティック」が煮崩れるまで「生姜」の薄切りと水を足して繰り返し作ります。喉の痛み、咳にも効くと言われる「水正果」は身近な物で作れます。「干し柿」は栄養豊富な食べ物、冬の保存食、うまい取り合わせです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

舞茸のリゾット

2024年12月23日 | 昨日のお昼ご飯

晴、2度、67%

 この季節、珍しい品を送っていただくことが多くあります。先日は大きな「舞茸」をいただきました。「舞茸」は八百屋さんでパックに入った数切れを「舞茸」の全体の姿など考えもせず買っていました。「なに!こんなに大きいの。」 2株です。ひと株、500グラム弱。天然物か?栽培物か?どちらにしてもこの大きい「舞茸」を剥がしてパックに詰めているのだと知りました。

 キノコは大好きです。1キロありますから、どうやって食べようか?早速作ったのは「舞茸のリゾット」です。手持ちの他のキノコは加えずに「舞茸」だけ。香りを存分に味わいたい、ちょうど手元に頂き物の「銀杏」、中国産の「黒トリフ」がありました。

 お米がなかなかスープをうまく吸わないので、おじやみたいなリゾットができました。 「舞茸」は思い切りたくさん入れたました。いい香りです。仕上げに「黒トリフ」を散らします。「黒トリフ」はおまり香りがしないよと言われていました。確かに香りません。香るのは「舞茸」ばかり。寒い日のお昼ご飯にうってつけです。フーフー言いながらスプーンを口に運びます。「舞茸」が香りばかりかいいお出汁を出しています。「これなのよ。」キノコによってお出汁の味が違います。優しい「舞茸」のお出汁、「椎茸」のような明確さはありません。淡いけど地味溢れる味が出ています。

 半株使いました。あとひと株半。次はなにを作ろうか?大量天ぷらもいいな!

 お米もトリフも銀杏も舞茸も全部友人たちからの年末の贈り物です。ありがとう。心も温まる年末です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショウビタキ

2024年12月22日 | 

晴、6度、61%

 冬の庭に鳥たちが集まります。通年庭に来る鳥も、冬だけ挨拶に来る鳥もいます。「ムクドリ」のような中型の鳥、「モズ」のような小型の鳥が雀たちに混じって庭に賑わいをくれます。11月の初め、鳥インフルエンザの流行が始まった頃、デッキに朝起きると「ムクドリ」の死骸がありました。庭に埋めてやりたかったけど、新聞に包んでゴミに出しました。時間がある時は庭を見ているだけでもそうした鳥たちの往来が楽しめます。

 中でも美しいのが「ショウビタキ」です。雌はグレーで美しくないのですが、雄はハッと目を引くオレンジの胴体、両羽には白い羽が混じっています。短く「チ、チ」と鳴くので「ショウビタキ」とわかります。うっかりしていて動画設定で写真を撮ったので一コマを抜き出しています。 飛び立つ瞬間、オレンジ色が目を惹きます。この場所は「野薔薇」の赤い実が落ちているところです。しばらくすると夫婦でやって来ました。大きさは「スズメ」を若干大きくしたくらいです。人の気配に敏感です。

 昨今「スズメ」の群れが見れないと新聞に書かれていました。我が家は一年中、「スズメ」が集まります。日差しのある日、梅の木は「スズメ」で賑わいます。もちろん「カラス」は電線からそんな様子を見守っています。

 鳥たちのおかげで庭の「ナンテン」の赤い実は一粒残らずありません。黒い実を食べると車に黒い糞をかけていきます。それでも私の楽しみな庭の鳥たちです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする