クリスマスイブの日、早々と、私は七里ヶ浜を見下ろす丘に建つホテルにチェックインしました。どうしても、3時からの、有馬記念のテレビ中継を観たかったからです。
ディープインパクトはやってくれました。パリでの惨敗の鬱憤を晴らすかのように、はじめ、後方につけていて、最終コーナーで一気に抜き去る、いつもの勝ちパターンで、見事に優勝してくれました。まだ4才で絶頂期ですが、余力を残して、この日で、潔く引退です。有終の美を飾ってくれました。この馬の誕生日が3月25日で、私と1日違いだけなのでとくに親近感があるのです。また、普段は、おとなしくて、人なつっこく、厩舎の人から「お坊ちゃま」と呼ばれているそうです。私も4才の頃はそうでした。
遅れてやってきたワイフと、クリスマスディナーショーの会場に向かいました。おいしい赤ワインをグラスで3杯半ぐらい(時々ついでくれるので、正確に定量できません)頂きながら、コース料理を楽しみました。相模湾の海の幸・スープ仕立て七里ヶ浜風とか、牛フィレ肉のパイ包み焼き・トリュフソース・聖夜に鐘が鳴るとか、一部意味不明な言葉が入る名前のお料理が出てきました。おいしかったですが、体重コントロールのため、牛肉は半分食べ残しました。
由紀さおりさんの歌声が突然流れてきて、ショーは始まります。舞台には楽団の人しかいないのに、おかしいなと思っていますと、客席のうしろの方にスポットライトが当り、そこに真っ白のドレスに身を包んだ由紀さんの姿が浮かびあがります。拍手の中、歌いながら、中央の通路をゆっくりと舞台に向かって進んでいきます。私の、ちょうど目の前を通り、目と目も合いました。にっこり笑ってくれました。相変わらずおきれいです。背中を大きく開けたドレスで、白い肌がまぶしいほどです(笑)。
夜明けのスキャット、手紙、ルームライトなどのご自分のヒット曲だけでなく、鎌倉、故郷などの唱歌や、お客のリクエストに応えて、様々のジャンルの懐かしい歌を次々とよどみなく歌ってくれました。透き通るような、それでいて暖かい、由紀さん独特の歌声が心に染みわたります。目標の歌手だった、美空ひばりさんの愛燦々、越路吹雪さんの愛の讃歌も、ろうろうと歌われました。偉大な両先輩歌手に負けない歌いぶりで、さすがだと思いました。
「ファイト」という朝ドラに温泉宿のおかみとして出ていたそうですね(ワイフは覚えていました)。そこでは毎回、ドラマの中で歌うそうですが、最初に歌ったという、ここに幸あり、を心をこめて歌っていました。由紀さんはひょうきんなところもあり、時々面白いことをしゃべっていました。そういえば、NHKのコメデー「お江戸でござる」に出ていましたね(あのとき江戸文化の解説をしていた、蕎麦好きの杉浦日向子さんは若くしてお亡くなりましたね、思い出します)。
今回も特別ゲストとしてお姉さんの安田祥子さんも出演していました。お話によると、お二人で「由紀さおり・安田祥子童謡コンサート」今年で20年、なんと2000回も続けてこられたそうです。並大抵のことではありませんね。季節のうつろい、命のはかなさを歌う、童謡、唱歌をひとつでも多く、次代に残していきたい、そういう気持ちから活動してきたとのことです。そして、21年目を期に、これをさらに発展させたいと思い、来年「由紀さおり・安田祥子こどもの歌を考える会・・ソレアード」を発足させる予定だということです。最近、いじめ問題や親子のきずなの揺らぎなど、心を痛めることが多いですね。これもきっかけになったようです。素晴らしい計画ですね。私も友の会に入ろうと思っています。
ラストソングは、「花 ~すべての人の心に花を~」でした。由紀さおりワールドを堪能したクリスマスイブでした。そして、由紀さおりワールド(安田シスターズ・ワールド)が、さらにふくらむ気配を感じ、心温まるイブでした。
・・・・・・
花 ~すべての人の心に花を~
作詞 喜納 昌吉
作曲 喜納 昌吉
川は流れて どこどこ行くの
人も流れて どこどこ行くの
そんな流れが つくころには
花として 花として 咲かせてあげたい
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ
涙流れて どこどこ行くの
愛も流れて どこどこ行くの
そんな流れを この胸に
花として 花として 迎えてあげたい
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ
花は花として 笑いもできる
人は人として 涙も流す
それが自然の 歌なのさ
心の中に 心の中に 花を咲かそうよ
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ
いつの日か いつの日か 花をつかもうよ
(ワイフも大好きな歌です)
ディープインパクトはやってくれました。パリでの惨敗の鬱憤を晴らすかのように、はじめ、後方につけていて、最終コーナーで一気に抜き去る、いつもの勝ちパターンで、見事に優勝してくれました。まだ4才で絶頂期ですが、余力を残して、この日で、潔く引退です。有終の美を飾ってくれました。この馬の誕生日が3月25日で、私と1日違いだけなのでとくに親近感があるのです。また、普段は、おとなしくて、人なつっこく、厩舎の人から「お坊ちゃま」と呼ばれているそうです。私も4才の頃はそうでした。
遅れてやってきたワイフと、クリスマスディナーショーの会場に向かいました。おいしい赤ワインをグラスで3杯半ぐらい(時々ついでくれるので、正確に定量できません)頂きながら、コース料理を楽しみました。相模湾の海の幸・スープ仕立て七里ヶ浜風とか、牛フィレ肉のパイ包み焼き・トリュフソース・聖夜に鐘が鳴るとか、一部意味不明な言葉が入る名前のお料理が出てきました。おいしかったですが、体重コントロールのため、牛肉は半分食べ残しました。
由紀さおりさんの歌声が突然流れてきて、ショーは始まります。舞台には楽団の人しかいないのに、おかしいなと思っていますと、客席のうしろの方にスポットライトが当り、そこに真っ白のドレスに身を包んだ由紀さんの姿が浮かびあがります。拍手の中、歌いながら、中央の通路をゆっくりと舞台に向かって進んでいきます。私の、ちょうど目の前を通り、目と目も合いました。にっこり笑ってくれました。相変わらずおきれいです。背中を大きく開けたドレスで、白い肌がまぶしいほどです(笑)。
夜明けのスキャット、手紙、ルームライトなどのご自分のヒット曲だけでなく、鎌倉、故郷などの唱歌や、お客のリクエストに応えて、様々のジャンルの懐かしい歌を次々とよどみなく歌ってくれました。透き通るような、それでいて暖かい、由紀さん独特の歌声が心に染みわたります。目標の歌手だった、美空ひばりさんの愛燦々、越路吹雪さんの愛の讃歌も、ろうろうと歌われました。偉大な両先輩歌手に負けない歌いぶりで、さすがだと思いました。
「ファイト」という朝ドラに温泉宿のおかみとして出ていたそうですね(ワイフは覚えていました)。そこでは毎回、ドラマの中で歌うそうですが、最初に歌ったという、ここに幸あり、を心をこめて歌っていました。由紀さんはひょうきんなところもあり、時々面白いことをしゃべっていました。そういえば、NHKのコメデー「お江戸でござる」に出ていましたね(あのとき江戸文化の解説をしていた、蕎麦好きの杉浦日向子さんは若くしてお亡くなりましたね、思い出します)。
今回も特別ゲストとしてお姉さんの安田祥子さんも出演していました。お話によると、お二人で「由紀さおり・安田祥子童謡コンサート」今年で20年、なんと2000回も続けてこられたそうです。並大抵のことではありませんね。季節のうつろい、命のはかなさを歌う、童謡、唱歌をひとつでも多く、次代に残していきたい、そういう気持ちから活動してきたとのことです。そして、21年目を期に、これをさらに発展させたいと思い、来年「由紀さおり・安田祥子こどもの歌を考える会・・ソレアード」を発足させる予定だということです。最近、いじめ問題や親子のきずなの揺らぎなど、心を痛めることが多いですね。これもきっかけになったようです。素晴らしい計画ですね。私も友の会に入ろうと思っています。
ラストソングは、「花 ~すべての人の心に花を~」でした。由紀さおりワールドを堪能したクリスマスイブでした。そして、由紀さおりワールド(安田シスターズ・ワールド)が、さらにふくらむ気配を感じ、心温まるイブでした。
・・・・・・
花 ~すべての人の心に花を~
作詞 喜納 昌吉
作曲 喜納 昌吉
川は流れて どこどこ行くの
人も流れて どこどこ行くの
そんな流れが つくころには
花として 花として 咲かせてあげたい
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ
涙流れて どこどこ行くの
愛も流れて どこどこ行くの
そんな流れを この胸に
花として 花として 迎えてあげたい
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ
花は花として 笑いもできる
人は人として 涙も流す
それが自然の 歌なのさ
心の中に 心の中に 花を咲かそうよ
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ
いつの日か いつの日か 花をつかもうよ
(ワイフも大好きな歌です)