数日前から、ワイフが郷里に帰っており、一人暮らしです。うふふ。で、ちょっといつもと違うことをしてみようと。早起きが好きなボクが”朝寝”してみました。ぽかぽか布団の中でうつらうつら、あゝ!いい気持ち、朝寝が好きな人の気持ちがよくわかる。そして、朝湯。温泉宿の朝風呂みたい、あゝ!いい気持ち。♪りんごの気持ちがよくわかる(?)。そして朝酒。これは止めました。小原庄助さん、これでしんしょうをつぶしたになってしまうと、♪困るのことよ。
お風呂の中で、先日の熱海初島のことが思い浮かびました。島の海岸沿いの道ばたに咲くツワブキの花のきれいだったこと。そのとき、突如こう思いました。”そうだ、葉山へ行こう”と。去年見つけ、ここは湘南一のツワブキの見所だとボクがお墨付き(?)をつけた、あそこへ。
その場所は、一色海岸沿いの葉山しおさい公園。もとは葉山ご用邸の敷地内で大正天皇がここの館でご逝去され、昭和天皇への引き継ぎがここで執り行われたため、昭和発祥の地とも言われています。そこの海岸側のクロマツ林の下にツワブキが自生しているのです。思った通り、見頃です。す、すごい。すごいの2乗、3条大橋(?)。大きいのから、さらに増えつつある子供のツワブキまで一斉に、ま黄色な花を咲かせているのです(写真)。やっぱり湘南一だべ。あゝ!いい気持ち、葉山のツワブキ”。こんなすばらしいとこ、でも人は我のみなり。
中也展をみてから、ボクの心は”昼夜”詩人模様です。すぐ詩が浮かびます。クロマツの林とゆう題です。筆名は北原晩秋。
くろまつの林を過ぎて、
くろまつをしみじみと見き。
くろまつはうれしかりけり。(つわぶき娘に囲まれているので)
たび(さんぽ)ゆくはうれしかりけり。
くろまつの林を出でて、
くろまつの林に入りぬ。
くろまつの林に入りて、
またつわぶきの道はつづけり。
くろまつの林の道は、
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。
くろまつの林をいでて、庭園の方に回ると、色づきはじめた紅葉のほかに、ななななんと、つつじの花があちらこちらに。1株に十も二十も花をつけている、”くるい咲き”とゆうには、多すぎる、くるいが正常、まともが異常になっている、”ヒトまね”しないでね、つつじちゃん、うふふのふ。
そして、ボクは葉山海岸通りをてくてく。いつも、車で素通りしてしまう通り。発見がいっぱい。歩くっていいな。すぐ、県立近代美術館。土曜日なのに休館?何故だ、見るつもりはなかったけど。そして真名瀬(しんなせ)の漁港。漁船の名前のお店が葉山しらすや今日獲れた魚を売っていた、お客さんもいて、魚をさばいてもらっている、近くの人だろう、いいな葉山の人は。”本日獲れた魚”の案内板。マダイ、カワハギ、本カツオ、午後タイ。ナヌッ、午後タイ?午後の紅茶なら聞いたことがあるけど。アフタヌーンタイのお刺身でアフタヌーン酒飲みたいですタイ(ワイフの郷里の言葉)。うふふのふ。
真名瀬からの海景色すばらしいです。漁港を前景にして、ちょうどいいあんばいに、逗子の岬や江ノ島や裕次郎灯台や海の鳥居が配されていて、そして海にはヨットが浮かんでいて、これでいつもみえる富士山がみえていれば、そしてできれば、蜜柑の如き夕陽がこぼれ(中也の盗作)そして、夕焼け空がまっかか、トンビがくるりと輪をかいて(美智也の盗作)もらえれば、あゝ!(中也の盗作)ここは、湘南一の景色といえるでしょう。
そしてさらに歩く。高橋是清別邸跡もみつけた。この辺りは豪邸やマンションが多い。いい景色でいいな。そして、森戸大明神。ここの海岸で先月、ボクは神の笛、石笛(いわぶえ)を見つけた、裕次郎の石碑もある、葉山の住人であった詩人、堀口大学の歌碑もある。
そしてボクは森戸川を渡り、前回訪ねたとき休館で、行き損ねた葉山町図書館に向かう。小規模だけど、静かないい図書館だった、さすがご用邸の町、皇室関係の書籍が充実していました。全体の評価としては大磯町図書館クラスと判定しました(ボクは湘南地区のほとんどの図書館を制覇していて、葉山は最後の図書館だった)。残念ながら、湘南図書館ベストスリーには入らないです(笑)。どこがベストスリーか知りたいでしょう、今は教えません。そのうち、全調査が終了したらこの日記で発表しますね。ついでながら、まだ調査継続中ですが、湘南海水浴場のトップは葉山一色海岸です。
図書館の二階に”堀口大学文庫”をみつけました。ちょうど”月光の詩人と大正期の文学”の企画展をやっていました。ボクひとり、至福のときでした。多分、堀口大学所蔵のむかしの本、漱石や芥川や斎藤茂吉等小説家や詩人の初版本がずらり。ムカシの本は装幀がすばらしいです、それだけでひとつの芸術作品です。これでは、いつまでも捨てられませんね。いろいろ展示があり、雑学を仕入れました。本郷の赤門の前で生まれたので”大学”の名前をつけられたそうです。幼稚園の前で生まれると”幼稚”になるところでしたね。
今週は詩人であけ(中也)、詩人でくれました(大学)。おわりに、堀口大学さんの、森戸海岸前の歌碑の歌(言葉)をのせますね。
花はいろ 人はこころ (大学)
お風呂の中で、先日の熱海初島のことが思い浮かびました。島の海岸沿いの道ばたに咲くツワブキの花のきれいだったこと。そのとき、突如こう思いました。”そうだ、葉山へ行こう”と。去年見つけ、ここは湘南一のツワブキの見所だとボクがお墨付き(?)をつけた、あそこへ。
その場所は、一色海岸沿いの葉山しおさい公園。もとは葉山ご用邸の敷地内で大正天皇がここの館でご逝去され、昭和天皇への引き継ぎがここで執り行われたため、昭和発祥の地とも言われています。そこの海岸側のクロマツ林の下にツワブキが自生しているのです。思った通り、見頃です。す、すごい。すごいの2乗、3条大橋(?)。大きいのから、さらに増えつつある子供のツワブキまで一斉に、ま黄色な花を咲かせているのです(写真)。やっぱり湘南一だべ。あゝ!いい気持ち、葉山のツワブキ”。こんなすばらしいとこ、でも人は我のみなり。
中也展をみてから、ボクの心は”昼夜”詩人模様です。すぐ詩が浮かびます。クロマツの林とゆう題です。筆名は北原晩秋。
くろまつの林を過ぎて、
くろまつをしみじみと見き。
くろまつはうれしかりけり。(つわぶき娘に囲まれているので)
たび(さんぽ)ゆくはうれしかりけり。
くろまつの林を出でて、
くろまつの林に入りぬ。
くろまつの林に入りて、
またつわぶきの道はつづけり。
くろまつの林の道は、
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。
くろまつの林をいでて、庭園の方に回ると、色づきはじめた紅葉のほかに、ななななんと、つつじの花があちらこちらに。1株に十も二十も花をつけている、”くるい咲き”とゆうには、多すぎる、くるいが正常、まともが異常になっている、”ヒトまね”しないでね、つつじちゃん、うふふのふ。
そして、ボクは葉山海岸通りをてくてく。いつも、車で素通りしてしまう通り。発見がいっぱい。歩くっていいな。すぐ、県立近代美術館。土曜日なのに休館?何故だ、見るつもりはなかったけど。そして真名瀬(しんなせ)の漁港。漁船の名前のお店が葉山しらすや今日獲れた魚を売っていた、お客さんもいて、魚をさばいてもらっている、近くの人だろう、いいな葉山の人は。”本日獲れた魚”の案内板。マダイ、カワハギ、本カツオ、午後タイ。ナヌッ、午後タイ?午後の紅茶なら聞いたことがあるけど。アフタヌーンタイのお刺身でアフタヌーン酒飲みたいですタイ(ワイフの郷里の言葉)。うふふのふ。
真名瀬からの海景色すばらしいです。漁港を前景にして、ちょうどいいあんばいに、逗子の岬や江ノ島や裕次郎灯台や海の鳥居が配されていて、そして海にはヨットが浮かんでいて、これでいつもみえる富士山がみえていれば、そしてできれば、蜜柑の如き夕陽がこぼれ(中也の盗作)そして、夕焼け空がまっかか、トンビがくるりと輪をかいて(美智也の盗作)もらえれば、あゝ!(中也の盗作)ここは、湘南一の景色といえるでしょう。
そしてさらに歩く。高橋是清別邸跡もみつけた。この辺りは豪邸やマンションが多い。いい景色でいいな。そして、森戸大明神。ここの海岸で先月、ボクは神の笛、石笛(いわぶえ)を見つけた、裕次郎の石碑もある、葉山の住人であった詩人、堀口大学の歌碑もある。
そしてボクは森戸川を渡り、前回訪ねたとき休館で、行き損ねた葉山町図書館に向かう。小規模だけど、静かないい図書館だった、さすがご用邸の町、皇室関係の書籍が充実していました。全体の評価としては大磯町図書館クラスと判定しました(ボクは湘南地区のほとんどの図書館を制覇していて、葉山は最後の図書館だった)。残念ながら、湘南図書館ベストスリーには入らないです(笑)。どこがベストスリーか知りたいでしょう、今は教えません。そのうち、全調査が終了したらこの日記で発表しますね。ついでながら、まだ調査継続中ですが、湘南海水浴場のトップは葉山一色海岸です。
図書館の二階に”堀口大学文庫”をみつけました。ちょうど”月光の詩人と大正期の文学”の企画展をやっていました。ボクひとり、至福のときでした。多分、堀口大学所蔵のむかしの本、漱石や芥川や斎藤茂吉等小説家や詩人の初版本がずらり。ムカシの本は装幀がすばらしいです、それだけでひとつの芸術作品です。これでは、いつまでも捨てられませんね。いろいろ展示があり、雑学を仕入れました。本郷の赤門の前で生まれたので”大学”の名前をつけられたそうです。幼稚園の前で生まれると”幼稚”になるところでしたね。
今週は詩人であけ(中也)、詩人でくれました(大学)。おわりに、堀口大学さんの、森戸海岸前の歌碑の歌(言葉)をのせますね。
花はいろ 人はこころ (大学)