今日で11月もあと数時間で終わりです。明日からはもう師走、初冬と呼ばれる季節に入ります。それで、ボクは、さよなら晩秋、また会う日までと、ちょっと一筆しておこうと思ったのです。
ボクは今の、この晩秋の季節が、もしかすると、梅が咲き始める早春や、桜の咲き誇る華やかな季節や命の息吹が感じられる新緑の候より、好きなのかもしれないと思うことがあります。朝の散歩の時だって、昼の散歩のときはもちろんのこと、ときには日暮れの散歩のときでさえ、ボクは、道ばたや、川端や、一軒家の生け垣や庭、そして何よりも近くの山々の木々の、赤や黄色にうつくしく変身した姿についついみとれている時間が、どの季節よりも多いと感じるからです。
カエデや、にしきぎやなんきんはぜのような真っ赤な紅葉はもちろんですが、イチョウの黄色、そして、けやきやくぬぎやとちのきなどの落葉樹の枯れ葉色にだって、それぞれ、あの、新緑の頃、真夏の深緑の頃には気づかなかった、何かが感じられます。それは、役目を終え、去りゆくいのちが発する、安堵のためいきでしょうか。
さようなら、2007年の晩秋、また会う日まで。
・・・
四季の歌
作詞・作曲 荒木とよひさ
春を愛する人は 心清き人
すみれの花のような ぼくの友だち
夏を愛する人は 心強き人
岩をくだく波のような ぼくの父親
秋を愛する人は 心深き人
愛を語るハイネのような ぼくの恋人 (ボクのこと、これを言いたかったのだ、)
冬を愛する人は 心広き人
根雪をとかす大地のような ぼくの母親
ボクは今の、この晩秋の季節が、もしかすると、梅が咲き始める早春や、桜の咲き誇る華やかな季節や命の息吹が感じられる新緑の候より、好きなのかもしれないと思うことがあります。朝の散歩の時だって、昼の散歩のときはもちろんのこと、ときには日暮れの散歩のときでさえ、ボクは、道ばたや、川端や、一軒家の生け垣や庭、そして何よりも近くの山々の木々の、赤や黄色にうつくしく変身した姿についついみとれている時間が、どの季節よりも多いと感じるからです。
カエデや、にしきぎやなんきんはぜのような真っ赤な紅葉はもちろんですが、イチョウの黄色、そして、けやきやくぬぎやとちのきなどの落葉樹の枯れ葉色にだって、それぞれ、あの、新緑の頃、真夏の深緑の頃には気づかなかった、何かが感じられます。それは、役目を終え、去りゆくいのちが発する、安堵のためいきでしょうか。
さようなら、2007年の晩秋、また会う日まで。
・・・
四季の歌
作詞・作曲 荒木とよひさ
春を愛する人は 心清き人
すみれの花のような ぼくの友だち
夏を愛する人は 心強き人
岩をくだく波のような ぼくの父親
秋を愛する人は 心深き人
愛を語るハイネのような ぼくの恋人 (ボクのこと、これを言いたかったのだ、)
冬を愛する人は 心広き人
根雪をとかす大地のような ぼくの母親