気ままに

大船での気ままな生活日誌

ふたつの、桜の若木

2008-01-10 10:25:38 | Weblog
先日、大船フラワーセンターを散策しているときに、二つの桜の若木が新たに、植えられているのに気づきました。河津桜と玉縄桜です。

ボクは、伊豆の河津桜が大好きで、ここ2年続けて、それも、2,3回づつ(汗)見物に行っています。まだ肌寒い2月中頃に、満開のピンクの桜の下を歩いていると、春を先取りしたようで、得した気持ちになれるのです。

その河津桜は、鎌倉の地でも最近、みかけるようになりました。まだ、いずれも若木ですが、北鎌倉駅近くの線路際や鎌倉宮の門前などで花を咲かせています。しかし、このフラワーセンターでは、まだみたことがありませんでした。

その若木は、芍薬園の生け垣代わりの、サザンカの木の中に混じって、1本、まだ不安気に立っていました。北鎌倉の桜木ぐらいの大きさでしたので、きっと、来月には、あのあでやかなピンクの花を魅せてくれると思いました。そして、将来は、ボクが去年みた、河津の県道沿いの民家の、河津桜の原木(写真、右)のように見事な花を咲かせるようになると思います。そんな姿を思い浮かべながら、ボクはお祝いに一句つくったのでした。

フラセンや カワズとびこむ 水の音 (汗)

(解釈1)フラワーセンター(フラセン)に、伊豆の河津から桜の苗が飛んできて根付いてくれた。なんて、すがすがしく、ゆかしく、うれしい気持ちにさせてくれるのだろう。それはまるで、日本庭園の水琴窟の水滴の音を耳をすまして聞いているときのようだ。
(解釈2)フラワーセンターにチケットをカワズに、ずるして入場した。バチが当って、ハスの池に落ちてしまった。ぽちゃんと悲しい音がした。
(解釈3)急にトイレに行きたくなって、フラワーセンターのトイレ(”かわす”カワヤとトースの合成語)にとびこんだ。すっきりと、水を流す音がした。
 様々な感情を呼び起こさせる句が名句だそうです(汗)。




そして、ボクは、フラセン入場口側の、築山のふもとに、一本の玉縄桜の若木をみつけたのでした。玉縄桜はここの生まれで、(詳しくは去年の、2/13”玉縄桜 出生の秘密”を読んでください)、これまで5人家族でした。ボクはこの5人に全部、名前をつけて可愛いがっています。全部名前に”玉縄”にちなんでタマが入っています。

お母さん(原木、芍薬園にいます)は肝っタマ母さん、長男はタマさぶろー(目立つ場所にいて、女っぽく、華やかな花姿、下右写真)、続いて二人姉妹(築山に二本並んでいる)はタマタマ姉妹(桜界の叶姉妹と言われている、幹に豊かな胸のようなふくらみがある)、そして、まだ若木の、タマえもん、と以上の5名です。

タマえもんの遊び相手として、近くに植えられたこの女の子に、なんてゆう名前をつけようかと、いろいろ検討したのですが、結局、タマらんちゃんと名付けました。理由は、たぶんこれから、玉縄桜の若木は次々と植えられるだろう、そのたんびに、名前を考えるのは”たまらん”と考えたのです。それでボクもフアンだった、元キャンディーズのらんちゃん、すーちゃん、みきちゃんの名前をタマのあとに順につければ、しばらくは命名の苦労がいらないかと思ったのです。ですから、次ぎのこはタマすーちゃんと決まっています。

玉縄桜は、去年2月のはじめに咲き始め、3月はじめには満開でした。タマらんちゃん、今年は花を咲かせるのは無理かな、無理しないでね。いずれは玉縄キャンディーズとして売り出すでしょう。もちろんデビュー曲は”春一番”で決まりですね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする