気ままに

大船での気ままな生活日誌

初場所予想星取表の結果は?

2008-01-29 21:20:07 | Weblog
大相撲初場所は、白鵬優勝でめでたく幕を閉じました。さて、恒例の(笑)、ボクの予想星取表の評価をしたいと思います。今回は、中日時点での予想の外に、初日前の予想もしていますので、それについても紹介してみたいと思います。

まず、全体的なことですが、予想優勝力士は朝青龍(14勝 1敗)としたのですが、もし千秋楽で白鵬を破っていれば、白鵬の予想勝ち星と共にピタリ賞だったのですが、はずれてしまいました。しかし、稀勢の里の10勝、殊勲賞はぴたりとあてました。一方、豊真将、把瑠都の不振は予想外でした。それでは、個々に予想結果を分析したいと思います。

・・・・・

初場所予想星取は以下のようでした。

白鵬    13勝 2敗   (安馬、朝青龍に負ける)       
朝青龍   14勝 1敗  (負けん気発揮し、優勝)
千代大海   0勝 9敗 6休 (おそらく途中休場) 
琴光喜   8勝 7敗  (ようやく勝ち越し)
魁皇      7勝8敗  (負け越す)
琴欧洲    7勝 8敗  (負け越す、大関陥落)
安美錦    10勝 5敗   (関脇維持)
安馬    10勝 5敗   (大関足がかり、技能賞も)
琴奨菊    10勝 5敗   (三役維持)
出島    6勝 9敗   (小結陥落)
稀勢の里  10勝 5敗    (殊勲賞、三役復帰)
時天空   6勝 9敗   (出直しへ)
豊ノ島    8勝 7敗    (なんとかしのぐ)
雅山    6勝 9敗    (また下位へ)
豪栄道    7勝8敗    (上位の壁、負け越し)
把瑠都  10勝5敗   (実力発揮、三役の可能性も)
豊真将    8勝7敗  (ようやく勝ち越し)
栃煌山    9勝6敗   (危機脱す)
・・
そして実際の成績と評価

白鵬    14勝 1敗 ほぼ的中 A       
朝青龍   13勝 2敗 ほぼ的中 A 
千代大海   0勝 8敗 7休 的中 AA
琴光喜   8勝 7敗   的中 AA
魁皇      8勝7敗  ほぼ的中 A
琴欧洲    9勝 6敗  ややはずれ B
安美錦    5勝 10敗   大はずれ D
安馬     9勝 6敗   ほぼ的中 A
琴奨菊    9勝 4敗2休 ほぼ的中 A
出島    3勝 12敗    はずれ   C
稀勢の里  10勝 5敗    的中 AA
時天空   6勝 9敗    的中 AA
豊ノ島    6勝 9敗    ややはずれ B
雅山    7勝 8敗     ほぼ的中  A
豪栄道    5勝10敗    ややはずれ B
把瑠都   7勝8敗     ややはずれ B
豊真将    4勝11敗    はずれ  C
栃煌山    8勝7敗   ほぼ的中 A

総合評価 65÷18 = 3.6417  A

算定基準 AA:5、A:4、B:3,C:2、D:1として計算)

(評価委員会コメント)
総合評価の点数3.6417 は四捨五入するとは、4.0となるので、一応A評価とする。しかし、前回の点数4.00より低く、前々回のレベルにまで戻ってしまったのはどういうことか。この成績をミロヨイナ(3.6417)、しっかり精進して欲しい。 ただ、稀勢の里のピタリ賞をはじめ横綱、大関陣の成績をほぼ的中させているのは評価できる。今後を期待したい。

千秋楽の史上に残る名勝負。白鵬、朝青龍を破る。

。。。。。。。。
参考までに、初日前の予想はこうでした。

白鵬    12勝 3敗    (朝青龍、稀勢、安馬に負ける)     
朝青龍   14勝 1敗  (負けん気発揮し優勝、稀勢には負ける)
千代大海   8勝 7敗  (ようやく勝ち越し)
琴光喜   11勝 4敗 (朝青龍にはどうしても勝てない)
魁皇      5勝10敗  (引退の危機)
琴欧洲    7勝 8敗  (大関陥落 )
安美錦    8勝 7敗   (関脇維持 )
安馬    10勝 5敗   (大関足がかり、技能賞も)
琴奨菊    6勝 9敗   (小結陥落)
出島    5勝10敗   (小結陥落)
稀勢の里  10勝 5敗    (両横綱破り、殊勲賞、三役復帰)
時天空   4勝11敗   (大負け、出直しへ)
豊ノ島    7勝 8敗    (負け越す、上位の壁)
雅山    5勝10敗    (また下位へ。)
豪栄道    8勝7敗    (上位戦しのぐ、勝ち越しへ)

把瑠都  11勝4敗   (実力発揮、三役の可能性も)
豊真将    10勝5敗  (巻き返し、二桁勝利 )
栃煌山    10勝5敗   (危機脱す、豪栄道を追う位置へ)

(ボクのコメント)
ここでも稀勢の里 はぴたりとあててます。勝敗だけではなく、朝青龍を破って殊勲賞獲得も、エヘン。白鵬が安馬に負けるこおも予言ています、エヘン。あとは結構はずれてますね。相撲の予想は難しいです。各力士の体調、メンタル面がわかりませんので、こうなるのでしょう。千代大海と琴光喜がここまで悪いとは思いませんでしたし、魁皇が結構元気だったのも意外でした。それにしても、ボクが稀勢の里の次ぎに応援している豊真将は、いったいどうしたのでしょう。普通なら、この地位で負け越すはずがありません。どこか悪いのでしょうか、心配です。来場所は元気な姿をみせてください。
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故宮博物院の神々

2008-01-29 10:20:42 | Weblog
ちょっと、大げさな言い方になるかもしれませんが、故宮博物院に展示されている文物はまるで神々のようだと思いました。

先ず、玉。玉とは石のこと。故宮博物院といえば、あの”翠玉白菜”。翡翠の天然の色を生かした、鮮やかな緑と白が輝く白菜そっくりの彫刻。そして、おいしそうな赤身と脂身の混じった豚の角煮そっくりな”肉形石”。原石にお住いの神さまが工匠に、呼びかけて作らせたにちがいありません。そして新石器時代の、経40センチの磨き抜かれた、天の神を祀った玉壁も神々しいです。まさに神そのものです。

青銅器。西周晩期の”毛公鼎”。3本の足に支えられた35キロもある容器、中を覗くと497の文字がみえます、漢字の原型となった文字。故宮博物院所蔵品の中で最高の学問的価値があるそうです、でもそんなことはどうでもいい、まるで神の言葉、神のつかう文字のようにみえます。

精密彫刻の数々。”象牙球”1本の象牙から17層にもなる球体をつくり、それらひとつひとつに細かい彫刻を施し、かつ回転するといいいます。親子3代かけて作成されました。そして”陳祖章 彫橄欖核舟”。僅か3センチのオリーブの実を舟に、舟内には8人の人物、テーブル、杯まで精密に彫刻されています。これらは神がつくったとしか思えません。

これらの文物は、鑑賞するとゆうより、あまりの威厳におそれおののいてしまうとゆう感じです。どの人も、玉や青銅や象牙に宿った神々を拝んでいるようにみえました。

でも、ボクが一番時間を費やした文物は陶磁器でした。これらは、神々とゆうより、もう少し親しげに話しかけることができるものでした。とくに、ボクが気に入ってしまったのが、北宋時代の汝窯の青磁です。上野の”宮廷のみやび”展で観た青磁”千声”にはあまりひびかなかったのですが、ここの、汝窯の数点にはびんびん響いてしまいました(笑)。色がすばらしいです。雨上がりの空の色”雨過天晴”と賞される、美しい青色です。うっとりする青さです。ボクがぼおっとしてみてましたら、数人の日本人観光客を連れてガイドしていた中国人が、これをもし買うとしたら20億円します、と説明していました。汝窯は消滅していて、そこの作品は世界中で70点ぐらいしか残っていないそうですので、本当かもしれませんね。

そして、明時代の”青花”等の陶磁器。ひとつひとつも、もちろんいいのですが、ずらりと並んだ青い模様入りの瓶やら壺が並んだ姿は見事なものでした。マスゲームを観るような、こうゆう鑑賞の仕方もいいなと思いました。色絵のものも素敵だったです。今回、中国陶磁器をたっぷりみて、またこの方面への関心が少し強まったように思いました。

まだまだ紹介したものがたくさんあるのですが、きりがありませんので、この辺にしておきます。詳しいことを知りたい方は、別冊太陽”台北 故宮博物院”をごらんください。ボクも台北に行く前に買いました。とても参考になりましたよ。

・・・・・
故宮博物院を見学するのは、今回が二度目です。10年ほど前に、台中での仕事を終えた帰りに寄っているのです。そのときは、時間もあまりなく、館内をせわしく回った憶えがあります。今回は、”気まま生活”の利点を生かし、2日間たっぷり時間をとりました。博物院も1年ほど前にリニューアルしたということで、とても見やすく、きれいになっていましたよ。もう一、二度は行きたいと思います。

以下、雑誌”太陽”からの写真です。




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