気ままに

大船での気ままな生活日誌

大相撲初場所見物

2008-01-26 22:02:56 | Weblog
昨年の秋場所に行ったときに、ペアープレゼントの投票をしておいたのが、当選し、今場所13日目の椅子席招待券が贈られてきて、この日を楽しみにしていました。ワイフは相撲にはほとんど関心はありませんが、タダ券となると喜んで、いくいくと、一緒についてきました

ボクは午前中、歯医者さんに寄る予定がありましたので、国技館で待ち合わせ。ワイフは浅草の有名ロシア料理店での昼食の予定がかなわず(予約なしでは無理だったらしい)、とんかつを食べてから、2時頃に国技館で合流しました。幕下上位の対戦が始まった頃でした。そろそろ幕内のお相撲さんが入場してきてるようなので、外に出てみました。あぶなく逃すところでした。すぐに、お目当ての稀勢の里が入場してきました。目の前を通り過ぎる稀勢の里に、ワイフが、”頑張ってください、応援してます”と、デジカメで忙しいボクに代わって声をかけてくれました。いつも、応援していないくせに、結構、調子いいところがあるワイフです。そして、続いて、ワイフと同郷、熊本出身の普天王が入場してきました。ワイフが関心をもっている唯一のお相撲さんです。今度は、本気で”頑張ってください”と声を張り上げていました。



そして、鶴竜、栃乃洋そしてボクの応援する豪栄道豪太郎。豪太郎は、ちょっと元気がなさそうな顔でした。



そして次々と見慣れた力士が入場してきます。結構、冷たい風が吹いていましたので、切り上げて中に入りました。団体客等がおみやげをもらうところや優勝杯や三賞杯、等を眺め、席に戻ると、中入りの土俵入りが始まるところでした。満員御礼の垂れ幕も。





さて、肝心の相撲内容のことですが。余り書きたくありません。まず、稀勢の里が旭天鵬に接戦で敗れ、次ぎに応援している、豊真将と豪栄道が完敗し、おまけにワイフの応援する普天王まで負けてしまいました。”むざんやな 4連敗”です。 ボクが国技館に応援に行くと、100%稀勢の里は負けてくれます。本当にどうゆうことでしょう、テレビで観ていた今日14日目はしっかり勝っています。

でも両横綱がすばらしい相撲をみせてくれました。琴光喜と魁皇の両大関、大健闘でした。これで、ボクの機嫌も少し直りました。千秋楽、両横綱の同点対決、そして朝青龍の優勝、というボクのシナリオ通りになりそうです。

両国の町に出て、ボクが以前住んでいたところにもその支店があってよく利用した、ちゃんこ屋さんで、ワイフと残念会をしました。大船の家に帰る頃には、東の空に、十五夜お月さんにちょっと欠ける、初場所13日目ぐらいのお月さまがぽっかり出ていました。









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シモバシラ(植物)をみた!

2008-01-26 16:29:05 | Weblog
寒い朝でした。でも、♪寒い朝も 心ひとつで 暖かくなる♪と、小百合ちゃんの歌を口ずさみながら、いつもの散歩道を歩いて行きました。今日は何の発見もなさそうだなと、いつものお寺の境内に入って行きました。ふむふむ、梅の花が昨日よりいくつか増えているな、いいぞ、いいぞ。そして、いつものように本堂前で手を合わせ(何もお願いはしません、ただ無言でお辞儀するだけです)、鐘突堂の方に足を運んだときに、はっと。し、し霜柱だ!霜はここでも何度かみていますが、霜柱は初めてです。以前住んでいた所ではしばしば観察できたのですが、この辺は暖かいので、なかなか見られないのです。”初霜柱”だ!”ボクは狂喜し、デジカメを向けました。よくみると、本当にうつくしい姿です。うすい土の屋根を少し押し上げ、ちょっと冷たそうな雰囲気ですが、色白の色っぽい姿をみせてくれていました。



その霜柱をみているうち、ボクはすぐ、あの”霜柱”のことが思い浮かびました。あのシソ科の植物、シモバシラのことです。寒い朝に冬枯れの茎が、地から吸い上げた水を氷らせ、それが表皮の外に飛び出し、外観が霜柱のようになるので、この名が付いたのです。その植物が大船フラワーセンターに植えられていることを、ごく最近知り、是非一度は、その霜柱に変身した姿を観てみたいと思っていたのでした。

ボクはそのチャンスをずっとうかがっていました。まずその日は、霜が降るような寒い日でなければならない、それが、この辺では、なかなかないのです。たまに降るとその日が休園日であったり、旅行に出掛ける日であったりと、もう、今シーズンにチャンスが訪れないかもしれないとあきらめかけていたのです。

今日は、霜は降りていないけど、りっぱな霜柱が出来ている。ただの霜が降る日より、霜柱が出来る日の方が、むしろ、シモバシラができる可能性が高いかもしれない、いや、絶対そうだ。今日だ、今日こそ最後のチャンスかもしれない、そう思うと、もうボクは、いてもたっていられなくなり、朝食を食べて、朝ドラをみて、すぐに、歩いて30分ほどの、9時開園のフラワーセンターに向かったのでした。のんびりしてたんでは溶けてしまう。早く行かねば。

9時ぴったりに到着。もちろん、一番乗りでした。正門からほど近い、その場所に走るように向いました。たたたたたたたっ、ボクは、昨日観た、鞍馬天狗のように足早に進み、その場に立ったのです。

あああった!そこには新撰組の、じゃない、新鮮な、うつくしい氷の美女が何人も。まさにシモバシラだ、でも霜柱というより、”つらら”かな、でもそんなことはどうでもいいことのだ、まちがいなく、ボクは、ボクが夢にまでみた、その、まぼろしのお姿を拝見させてもらっているのだ、うれちい、うれちい、ちゅき、ちゅき、と、ボクは幼児語を連発していたのだった、うれしさのあまり、あるいはこれがきっかけで、ボケが一気にすすんだのか(汗)、天才バカボンみたいになってしもうたのだ。



でも、ほんとにはかない命なんですよ。寒い日だけに現われる、雪女みたいですね。ボクが和名をつけるとしたらユキオンナにします。



ボクのあとに、りっぱなカメラをさげた、おっさんがやってきました。3日つづけて来たんだ、やっと巡り会えた、と喜んでいました。良かったね、おっさん。いい写真撮ってね。



オイラ本当に、運が良かったダス。近くの、ひいらぎなんてんさん(の仲間)、ウィンターコスモスさんそしてローバイさんの、花々も祝福してくれました。とても幸せな1日でした。



園内を一回り、ゆっくり回って帰るときに、もう一度のぞいてみましたら、雪女のみなさんはもうすっかりやせ細って、消えゆく寸前でした。





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