五月一日。文字通り、大震災後51日目の朝を迎えた。五月といえば、五月晴れ、そして薫風香る候、一年中で一番、いい季節だ。しかし、今年の五月は、今朝の空のように、どんよりと曇り、風が吹けば、放射能を気にする(ぼくはあまり気にしない派だけど)。空を海を汚されることが、どんなにぼくらの心を暗くすることであるか、身に染みてわかった50日間でした。
大震災で大きな影響を受けた、フィギアスケート。3月に日本開催の予定が、ひと月以上遅れて、ロシアで開催。日本人、みんなが鬱状態になった、この50日。日本選手が影響を受けないはずはない。男子選手も高橋、織田両選手も普段では考えられないミスで、メダル圏外へ。女子選手も、3月に向けて調子を上げていた、浅田真央選手が、すっかり心身のバランスを崩してしまった。金メダルどころか、どう(銅)にもとまらないで、やっと6位入賞。メンタルな面に左右されやすい競技だけに、真央ちゃんのような、気が強そうで、実はセンシティブな選手にはこたえただろう。
真央と永年ライバル関係にあったヨナも同様な性格で、真央の心の中を察しているうち、自分の心に伝染してしまった。普段、めったにしないミスを、ショートプログラムとフリーでやってしまった。アリランの哀調を帯びた曲がヨナの心にぐさりと突き刺さったのだ。一方、美姫の心は微動だにしなかった。見事、ほとんどノーミスで金メダルを奪いとった。心が冷たいのです。ち、ちがいます。暖かい心をおもちでございます。日本人に元気を与えるために金メタルをと思っていた、と述べていた。
ありがとう美姫ちゃん、おかげさまで元気になりましたよ。でも、ソチ五輪では真央ちゃんに金メダルを譲ってくださいね。




