気ままに

大船での気ままな生活日誌

森の貴婦人 大山蓮華

2011-05-17 18:17:44 | Weblog

今日もまた、円覚寺の松嶺院に。昨日、森の貴婦人、大山蓮華の花に出会えなかったからだ。ただ、大きな蕾をいくつか、つけていたので、今日は間違いないと踏んでいたのだった。午前中に訪ねた。な、ななんと、however、まだ蕾のままではないか。昨日より膨らんでいるけど。

比較的若い木で、垣根のそばの傾斜地に植えてあるので、垣根近くのものは、手にとることができる。それで、無理やり、蕾をこちら側に向け(少しうなだれて咲くのだ)、花弁を開き、花芯を露出させて撮ってみた。でも、いかにも、やらせみたいな感じに撮れて、満足いかなかった。そうだ、午後4時頃なら、と思いなおし、そこを去った。そして、昨日、ふられた英勝寺の再興した山門を観に行った(これは、運よく説明者がいて、最高の見学となった。明日、紹介します)。

そして、4時ちょっと前、再訪。やっぱり、予想通りだった。一本の木に3,4個の花が開いていた。午前中の、その花も開いていた。今度はそのまま自然体で撮ってやった。(あとのは、遠く離れていたり、向きが悪かったりして撮れなかった)。

(大山蓮華)

うつくしいです。純白の花弁と緑と赤茶色の花芯。一日花のようなので、明日はぼくのように老いぼれます(爆)。

さて、前日に撮った、明月院の朴の木(ほおのき)の花もおみせします。よく似た花ですが、こちらは、恐れ多くも、天に顔を向けています。ついでながら、受咲き大山蓮華も天を恐れぬ花です。大船フラワーセンターに、おすまいのようなので、明日、捜しにいく予定です(汗)。秦山木(たいさんぼく)も似てますね。いずれもモクレン科、モクレン属のようです。お仲間です、”原子力村”みたいなものです。(モクレン族の怒り。あんなやつらと一緒にするな)

(朴の木(ほおのき)

原子力村で思い出したけど、2号機、3号機もメルトダウン。空に海に大地に、大量の放射能を垂れ流しつづける、我が国。世界中の皆さん、動植物たち、に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。そろそろ、中曾根元総理以下、歴代の元総理どの、全世界に対して、日本国民を代表して、謝罪すべきではないですか。もちろん、頭をまるめて、これまでもらった勲章もすべて返還、年金をもらっているなら、それも返還してください。こんな程度では足りないけど、やらないよりはましだろう。リサちゃんも怒ってます。(あたしたち、こどもがいちばんかわいそうなの!)

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肩すかしをくったけど

2011-05-17 08:36:07 | Weblog

昨日は肩透かしの一日だった、といえなくもない
はじめに入った円覚寺の松嶺院では
森の貴婦人とも呼ばれる、大山蓮華の花をみるつもりだった

ところが、貴婦人はごきげんななめで
昨日咲いたらしい花の芯をひとつと
翌日咲くらしい、白い蕾をいくつかしか
ぼくにみせてくれなかった

ふられたぼくは、急坂で亀がころげ落ちたというので
こんな名がついた亀ヶ谷切り通しを抜けて
扇が谷の英勝寺という尼寺に向った。

5月16日このお寺の山門が90年ぶりに再建され
その落成式があると知り、楽しみにしていたのだ

ところが、受付でことわられてしまった
檀家の人と招待者だけの式典だという
明日から一般公開します、といわれた

失意のぼくはそのまま鎌倉駅まで歩き
予定していなかった江ノ電にのってしまったのだ

一日にふたつの願いが肩透かしをくってしまったのだから
さびしい一日になるはずだったけど
そうはとんやがおろさなかった

途中、扇川という名の小さな川に
貴婦人のようなとはいえないけれど
江戸時代でいえば評判の町娘のような黄菖蒲がずらりと
まるで有名旅館のお見送りのように
どこまでもどこまでもぼくを見送ってくれた

稲村ケ崎では、貴婦人のようとはいえないけれど
娼婦のようなスパゲティーと
陽気なイタリア娘のような赤ワインをいただいた

そしてぼくは、貴婦人のようなとはいえないけれど
愛らしい、小さなうさぎのような苔にも出会えたし

鎌倉図書館の帰りには、貴婦人のようなとはいえないけれど
和田あきこのような、普段はがさつだけれど、
”あの鐘を鳴らすのはあなた”を唄うときのような、
雰囲気のある、桐の花を今年はじめてみることができた

肩透かしをくったけど、ぐっとこらえて、そのまま懐に入り、
相手力士を寄り切ってしまった、そんなおいしい一日だったともいえるかな

・・・
今晩の”稀勢の里、肩透かしこらえて寄り切りの勝ち 白鵬” となる予兆かもしれない
そうなれば、ぼくはまた稲村ケ崎のタベルナで娼婦風スパゲティーと赤ワインをたのみ
祝杯をあげなくてはならないだろう。








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