昨日の散歩で、道端のドクダミが咲き始めたのをみつけた。今日はカメラをもって、出掛けた。一番乗りのドクダミの花を撮ってあげようと思ったからだ。ところが、みつからない。どこだったっけと、頭をひねりながら歩く。その場所でなくてもいい、どこにでも咲いているだろうと、公園に登った。公園にはクローバと猫だけが幅をきかせていた。また、大きなハナアブがおれの領分を荒らすな、と、つっかかってきた。こしゃくなやつだ。
ドクダミはひとつもない。残念無念と、ふと葛の葉っぱをみると、テントウムシが何匹か動き回っていた。てんとうむしも一週間ほど前から見るようになった。コバンソウもそのころから、小判をいっぱいつけるようになった。本当に、自然は目が離せない。次々と舞台に上がっては、あっという間に、去っていく。だから、ぼくは暇なのに、暇がない(汗)。
公園を下りてきて、車道を歩いていたら、あっと思った。その脇道にドクダミの群落が。そして、昨日みたドクダミの何十倍の花をいっぱいつけて、5月の舞台にデビューしていた。バレリーナのようだった。ほめすぎかな。そして、近くには、花だけみるとそっくりな、ヤマボウシがいっぱい花(本当は総苞)を咲かせていた。
5月の朝散歩は刺激的だ。
・・・・・
ドクダミ
ヤマボウシ(山法師、山帽子)
松嶺院でみた、源平山法師
コバンソウ これが小判ならば 大儲け
てんとうむし 水玉模様の 競演で
夜中にみた満月 ”ふるるばかりに春の月”でしたが、夜中で外に出られませんでした。