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気ままに

大船での気ままな生活日誌

瑞泉寺の黄梅 見頃

2012-03-15 18:22:51 | Weblog
春日和の一日だった。鎌倉の神社仏閣の梅を観てこようと出掛けた。瑞泉寺の黄梅はどうか、頭をよぎった。めったにみられない珍種で、この辺りでは瑞泉寺にしかない。江戸時代から知られている品種で、花弁がやや退化した黄色の花をつける。牧野富太郎博士がこの木を調査して”黄梅”と名付けた由緒ある梅の木である、と案内板にある。

瑞泉寺の入り口の梅は、二、三分咲きだったので、ちょっと心配しながら女坂を登った(男坂はなぜか閉じられていた)。山門をくぐると、その心配は一気に、吹っ飛んだ。境内いっぱいの白梅、紅梅が十分、見頃になっていた。そして、本堂に目をやると、その前の黄梅が、もともと地味ではあるが。これ以上ないというほどの花を咲かせていた。脇の4,5本の黄梅も、見事だった。

黄梅







境内の梅林





途中の鎌倉宮の河津桜は、3本中2本が満開


荏柄天神社の紅梅白梅も見頃


ミツマタの花も見頃


そして、宝戒寺へ。 お寺近くのレストランでなつかしのカリフォルニア・ナパのワインを飲みながら食事。そのあと花見に行った。さて、宝戒寺の枝垂れ梅はどうだったか、次回、発表します。

。。。。。

稀勢、3敗に。なに心配するな、優勝ラインを12勝に下げておきます。


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中井貴一さんのトークと映画二本

2012-03-15 08:50:59 | Weblog
鎌倉市役所観光推進課の長倉和平さんが、さっそうと舞台に現れ、観客から”和平さん”と声援が。今、八幡さまのロケから、そのままの格好できました、と中井貴一さんの笑顔。鎌倉芸術館で、貴一さんのトークと彼の主演映画、”ラブ・レター”と”RAILWAYS”の上映があったのだ。トークのお相手は、この映画会を主催している鎌倉同人会の会長、山内静夫さん。山内さんは大船松竹時代、貴一さんの父、佐田啓二と同年輩で友人だったそうだから、いろいろ話が弾んだ。これはぼくも知っていたことだけど、撮影所の前に”月ヶ瀬”という、小津安二郎組がたむろする食堂があった。そこのお嬢さんが、佐田啓二に見染められて夫婦になったのだ。

というわけで、大船は母の実家があったところだし、父のお墓は円覚寺(松嶺院)にあってよくお参りにくるし、鎌倉は特別なところです、だから、今回の鎌倉が舞台のテレビドラマ”最後から二番目の恋”に出演できうれしかった、と話す。しかし、脚本が遅いんですよね、来週が最終回の台本が昨日きたばかりなんですよ、どう思います? と笑わせる。いつかも、ここでのトークショーを拝見したが、貴一さんは話がうまいし、笑いをとるのもじょうずだった。今回も、まるで、山内さんがぼけ役で、貴一さんがつっこみという役回りの、かけあい漫才を聞いているようだった(爆)。

でもときには真面目な口調になって(笑)、自分は出演作品を選ぶ基準は”情熱を込められるかどうかです”と。だから脚本をよく読んでから、決めるし、自分の意見を述べ、内容を修正してもらうこともあるそうだ。今回、上映されたRAILWAYSも、あまりにいい人ばかり出てくるので、ちょっと直してもらったそうだ。山内さんは貴一さんの映画ではこの二本が好きだそうだ。そういえば、それぞれの主人公の生真面目さ、心のやさしさが貴一さん自身の雰囲気とオーバーラップしてくる。

山内さんが、君のお父さんは、今後の映画界のことを真剣に考えていた、俳優だけではなく、企画の方にも首をつっこんでいたよ、と言うと、貴一さんもこう応じた。ぼくもいつも考えていることで、天国で親父にあったら、日本の映画をこんなに良くした、と言えるようにしたい。がんばってほしいと思う。

今晩、”最後から二番目の恋”がある。ぼくは初回だけみて、そのあと、裏番組の”ぶらたもり”に移ってしまった。でも、今日と来週の最終回はぜひ観てみようと思う。

ふたつの映画も、しんみりした、また心温まる、いい映画だった。



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