気ままに

大船での気ままな生活日誌

福島に桃源郷あり 花見山

2013-04-22 09:16:04 | Weblog
”福島に桃源郷あり”は、花見山を訪れた、写真家、秋山庄太郎さんの言葉。それ以来、一般にも有名となり、観光客が集まりはじめた。ぼくも、だいぶ遅れて、”福島に桃源郷あり”と叫んだのは、7、8年前か。それ以来、三春の滝桜とセットで訪ねることが多くなった。

今年も、滝桜をみて、郡山に泊まり、翌朝、福島に向かった。東口から花見山臨時バスに乗ると、15分ほどで、花見山に到着する。バス停から10分ほど歩くが、その間も園芸農家の花々が歓迎してくれ、そして、前方の花見山がだんだん大きくなってくる。桃源郷の導入部から、みんな、はや恍惚の人の顔になっている(笑)



そして、花見山の入口に。サザエさんがお出迎え。


さあ、花見山へ登ろう。せいぜい、150~200メートルくらいの山かな。三つくらいのコースがあり、自分の足と相談して決める。ぼくは頂上まで行く、最長コース。もともと園芸家さんの山だから、花木の種類がいっぱい。今、花盛りは、花桃、レンギョウ、ユキヤナギ、ボケ、紅色のもみじ等、桜ももちろん、サンシュユも。ひとつひとつの花を観るより、全体の色彩を楽しみながら、山中を巡礼するというところかな。村上春樹風にいうなら、”色彩を持つ花木がつくる山と、 彼の巡礼の年”(爆)。

では、巡礼の順不同で桃源郷の景色を。






















天国に着く(笑) 頂上下の休憩所。


吾妻連邦もばっちり


お花巡礼のゴールは、いつもここでお参り。不倒堂の達磨さん。花見山の園主、阿部さんの言葉も添えられている”七転び八起、不倒の精神でここまできた”これほどまでの桃源郷をつくり、無料開放で、たくさんの人を喜ばせてくれてありがとうございます。



来年も滝桜とセットで参ります。


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原節子桜の名残花はどうなったか

2013-04-22 09:11:38 | Weblog
数日前、大船撮影所開所記念桜並木の原節子桜が、唯一、2輪の名残の花をつけていることを報告した。すでに今年の名残桜チャンピオンになっているが、数年前、彼女自身のつくった最長記録、5月5日をぜひ更新してほしいと願っている。寒さがぶり返し、追い風となったところで、ぼくは桜界の神様、三春の滝桜さまに、その祈願に行ってきた。はたして、そのご利益はいかに。

朝散歩で観察に行く。原節子桜の下。おそるおそる見上げる。あった!あった!まだ2輪しっかりと花をつけていた。ありがとうございます、三春の滝桜さま、と合掌して目をあげた、すぐ上の枝の先に、なんと新たな花が!驚いたぼくは、ひょっとしてと、隅から隅まで、ずずいと目玉を動かしてみる。な、ななんと、さらに二つの花房。合計三つの花房が生まれていたのだ。この寒さの中で、なんという奇跡。愛の奇跡!ひでとろざんな!

三春の滝桜さまが、三つの春を下さったということ。これだけ、揃えていただければ、5月5日の新記録達成も夢ではなくなった。がんばれ、けっぱれ、原節子桜。

原節子桜の、新たに誕生した名残花三つ。




富士山も祝福してくれた朝


石の華も応援してくれた朝 力強い応援団だ、絶対散らない花だもん。


うれしい朝だった。さんくさろっと 三春の滝桜さま。
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