気ままに

大船での気ままな生活日誌

笛田山仏行寺の躑躅はどうだったか

2013-04-16 18:15:41 | Weblog
これは昨日(4月15日)現在の、鎌倉・笛田の仏行寺の躑躅の開花状況です。

まず、この写真から。


おっ!なかなかの咲き具合。あれも。

これも。


この分では、全山つつじの花盛りか!!! 期待が高まる。さて結果は?


でした。まだまだの咲き具合。オオムラサキは蕾だし、ヤマツツジもみえない。
でも、テレビの桜見物番組などでもよくあること。満開の頃を狙ったつもりが、寒い日がつづいて、放送のときは、まだ三分咲きとか。そういうときに、やる手。”これをご覧ください。去年の満開桜です”

ぼくも、この手で。
2011年5月3日の最高のときです。ヤマツツジも手前で咲いています。今年はいつ、こんな状況になるだろうか。もう一度行かねばならぬ。




筍は順調だった。ブスッ。ブスッ。


今日の高尾はサイコウでした。明朝、報告しますが、ちょっとだけよ。


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”自遊人” ハルジオン咲きはじめる

2013-04-16 08:19:04 | Weblog
今朝の散歩は、植物の”自遊人”に、目を向けてみた。管理されていない山野草の花は、素朴ながらうつくしい。

もう咲き始めてたハルジオン


ポピーもすっかり雑草化、自遊人に。セイタカアワダチソウもむかしは園芸用だった。


コバンソウは小判をいっぱいつけてはじめていた。


カラスノエンドウはもう大分、前から咲いていた。


ヒメオドリコソウ


おまえは?


よくみればなずな花さく垣根かな


遊びつかれて、もう白髪頭。


自遊人の山藤もいいなあ。のびのびと咲いている。


今日は、これから高尾山方面へ。自遊人のびのびと
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三國連太郎さんと大地震

2013-04-16 06:39:49 | Weblog
三國連太郎さんが90歳で亡くなられた。三國さんというと、ぼくは2年前の東北大震災を想いだす。その日、自宅近くの鎌倉芸術館で、三國さんの講演会があり、その前後に三國さん主演の映画が二本予定されていた。

はじめの、三國さんのデビュー作となった”善魔”の上映が終わり、三國さんのトークが山内静夫さんの聞き役により始まった。そして無事終了。それから15分後、ブルーリボン賞を受賞した名作”利休”が始まり、その6分後。これまで経験したことのないような揺れが会場を襲ったのだ。東北大震災だった。

ぼくらは外に誘導され、揺れが収まるのを待っていた。当然、三國さんは控室でお茶でも飲んでいたはずで、同じ場所で、あの大地震を経験したことになる。もちろん、その日は解散で、”利休”は、その1年後に同館で再上映された。

今、あのときの対談のことを思い出している。大船撮影所に採用された頃の逸話が面白かった。それまで、ルンペンのような生活をしていたが、下田中学時代の友人のつてで撮影所に採用され、いきなり、木下恵介監督の”善魔”の主役に抜擢された。それは、たまたま、予定していた、岡田英次さんがレッドパージで捕まったから、その代役なんですよ、木下監督はね、ぼくを見るなり、おまえ、何やら臭うから、まず、風呂に入ってこい、と言うんですよ、芸名もなかったから、役の名前をそのまま拝借しました。

その後、役のために歯を何本も抜いたりとかの話しをされ、自分で一番、気に入っている映画は、これから上映される、勅使河原宏監督の”利休”だと言われた。たしかに、三國が利休か、利休が三國か、と思わせるほどの、ぴったりの役だった。秀吉との葛藤を描いたものだが、たとえていえば、心の内側の襞まで、わずかな顔の表情の動きで表してしている風にみえた。ラストシーンは、揺れる竹林の中に白装束で入っていく利休の姿であった。

今、その白装束姿の三国連太郎さんを想いだしている。ご冥福をお祈りします。




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