東御苑の躑躅 満開

東御苑の躑躅、満開。
躑躅に”満開”という表現は相応しくないと思うけど、”見頃”では物足らないので、過ぎ去った桜にならって”満開”とさせてもらった。お相撲なら、”満員御礼”や”全勝優勝”、野球なら、”さよなら逆転満塁ホームラン”、ゴルフなら”ホールインワン”、サッカーなら”ハットトリック”、マンション販売なら、”即日完売”といったところ。

とてつもなくきれい。とてつもなく麗しい。とてつもなく華やか。ほらね。どかーん。

諏訪の茶屋前のツツジ園。

















どうだ、参ったか。

そればかりではないぞえ。玄人筋（？）にはこれで。”武蔵野雑木林”のヤマツツジも満開！どうだ参ったか。




躑躅以外もまだまだあるが、もう眠いので、明日にします。

この記事をみて、是非、行きたいと思う人、急いで。でも東御苑は月、金曜日が休園なので気を付けてネ・・・では、おやすみなさい　

高尾でお花見ハイキング

高尾の多摩森林科学園のサクラ保存園には、四半世紀ほど前に訪ねたことがある。あのときは、まだ元気だった母も一緒だった。保存園といっても、結構な山あり谷ありの山道を（休みを入れて）２時間近く、歩くことになる。よく母さん、ついてきたなと言うと、あら、わたしたちも、もうその歳よと、家内が笑う。

全国のサクラの名木や栽培品種のクローンが、約６００系統、総数で１３００本が山のあちこちに植えられていて、３月の初めから５月の連休頃までお花見が楽しめるようだ。今は八重桜が満開で、有名な関山や普賢象などのほか、めったにみられない品種も目にすることができる。大阪の造幣局の桜並木の通り抜けとは違い、ハイキングをしながら、お花見をするといった感じ。それに、山はすっかり新緑になっていて、うきうき気分を増幅させてくれる。たっぷり森林浴もさせてもらえたせいか、湘南新宿ラインと中央線を使っての長旅でも、少しも疲れはしなかった。

そうそう、ＮＨＫ大河ドラマの”八重のサクラ”の品種、”はるか”もみることができたのはうれしかった。









楊貴妃


松月


静香


白山大手鞠


御室有明。　大木になっているが、京都仁和寺の御室桜の特徴が枝振りに表れている。


そして、玄関前の”はるか”。


説明文


花はわずかに残っていた。通常は花弁が１４～１９枚の八重咲き。説明文の写真が小さくて読めない人のために補足します。

この品種はサクラ保存園にある”思川”の実生を１９９９年に発芽させ選抜したもの。２００４年に八重咲きの花が確認された。これをもとに、２０１２年１２月に品種登録の出願を行う。２０１３年、ＮＨＫ大河ドラマ”八重の桜”に因み、この品種を福島県に寄贈。県は復興のシンボルとして、支援を頂いた全国の方々に贈呈と植樹を行うプロジェクトを立ち上げる。”はるか”という名は、綾瀬はるかさんによって名づけられた。売名行為というわけではなく（笑）、はるかさんはインタビューでこう答えた。”自分の名前にしたわけじゃなくて…”と赤面し、”『頑固桜』にしようと思ったけど、はるかかなたの未来にはばたくようにと思いを込めました”。