気ままに

大船での気ままな生活日誌

ライプツィヒ造形美術館 (東ドイツ旅#9)

2013-12-03 06:33:33 | Weblog
ライプツィヒは、音楽ばかりではなく、もちろん美術館も充実。造形美術館がその筆頭。1856年にゲヴァントハウスの近くに設立されたが、第二次世界大戦の爆撃で破壊され、戦後は旧裁判所の建物内に置かれた。2004年に現在地に新築された。4フロアーに、500年にわたるヨーロッパ美術史が集約されている。半日、廻ったが、印象に残った作品をここに載せて、記憶に残そうと思う。撮影可能だったのはうれしかった。

彫刻家マックス・クリンガーのコレクションで有名とのこと。クリンガーの名は、この少し前に神奈川近美・鎌倉別館の西洋版画展で観ているから知っていた。手袋シリーズの版画だった。彫刻家であり、版画家、画家でもあるのだ。彼の名作という”ベートーベン像”がここにある。楽聖ベートーベンを古代神になぞらえ、7年もかけて造ったそうだ。1902年作。

”ベートーベン像”残念ながら写真ボケであった


クリンガー ”新サロメ”こちらはばっちり。


ベックリンの代表作”死の島”5枚シリーズの5枚目。順に、1枚目がバーゼル、2枚目がメトロポリタン、3枚目がベルリンで所蔵。4枚目は戦災で焼失したとのこと。


クラナハ(父)の作品も多い。”幽閉時代のルター”


クラナハ(父)”泉の水の精”


エルグレコ ”受胎告知”


ドラローシュ ”フォンテーヌブローのナポレオン”


ハルス ”ムラート”


ホーホ ”あんよの稽古”


グリーン ”女性の7段階”


ベルモーザ ”破滅”


LENBACH作


SIRANI作


作者不明


美術館風景




美術館カフェでのランチで終わりたいと思います。いかにもドイツ料理。ビールと一緒に。おいしかった。


旅先から、別の旅日誌の投稿です(汗)。仙台周辺の紅葉がまだ残っていてくれてグー。牛たんもお寿司もいただきグー。
コメント
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