気ままに

大船での気ままな生活日誌

みなとみらいをたずねよ

2013-12-13 18:24:45 | Weblog
利休にたずねる前にみなとみらいをたずねよ。

何故なら、三つもクリスマスツリーがみられるから。






三つのハートもみられるし。


その上、二つのお月さまもみられる。


外へ出れば、本当のツリーもみられる。


そして、ハマ美では観山展がみられる。のちほど感想文を。


みなとみらいをたずねた後は、利休にたずねよを観よ。
海老蔵よかった。團十郎まで出てきたのには驚いた。のちほど感想文を。また溜まってきてしまった


利休は言った。私が額づくのは美しいものだけでございます。わてもそうや。






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小津安二郎 生誕110年・没後50年の記念日 小津巡り散歩

2013-12-13 08:39:21 | Weblog
小津安二郎は、1903年12月12日に生まれ、ちょうど還暦を迎えた1963年12月12日に亡くなったので、今日、2013年12月12日は、正真正銘の生誕110年・没後50年の日となる。小津フアンとしては、こんな区切りのよい記念日に何もしないわけにはいかない。というわけで、円覚寺にお墓詣りに出掛けた。

記念式典でもあるのかなと思っていたが、門前には何の案内もなく、境内も静かなものだった。別の日に、あるいは別の会場ですでに済んでいるのかもしれない。一週間ほど前に来たときには、あるお堂の前に小津さんの写真の大きな垂れ幕が下がっていて、中では映画の予告篇みたいのをやっていたが、今日はそれもなかった。

墓前に立ったのはぼく一人。でも、もうたくさんの方がお詣りを済ませたらしく、小津さんのお好きなお酒などがたくさん供えられていた。墓石には”無”の一字。”無”の向こうに白いピケ帽に白い長袖シャツ姿の小津さんの姿が浮かんだ。

12月半ばというのに、穏やかな天気。おまけに、まるで、この日まで待っていたかのような境内の、名残りの紅葉もうつくしく輝いている。さらに、舎利殿入り口の池には、めったに現れない、翡翠色の羽根をひるがえすカワセミまで登場してくれた。素晴らしい記念日となった。

山門前の紅葉は、まだ鮮やか。


墓地入口の紅葉もほのかな紅に。ここから石段を上がって行く。


小津監督のお墓。お酒がいっぱい供えられている。ぼくの立つうしろに木下恵介監督のお墓もある。岩下志麻さんは木下監督の”笛吹川”でデビュー、小津監督の遺作”秋刀魚の味”で主演。きっと、あの日にお墓詣りに来たのでは。


漱石の”門”は円覚寺の帰源院に滞在した経験がもとになっている。その帰源院の門前の紅葉。


百観音霊場のひとつ龍隠庵に向かう坂道の紅葉はまだまだ青春だった。




黄梅院




人影もまばらな境内


池のカワセミ。よく来てくれた。小津さんが呼んでくれたんだろう。




・・・・・

小津さんがお母さんと一緒に住んでいたのは、このすぐ近くの浄智寺の裏。小倉遊亀が住んだ住宅。場所がよく分からないが、この辺り。あっ!ピケ帽の小津さんだ。


こんな雰囲気の家だったろうか。


・・・・・
さらに小津さんが愛した原節子さんが住んでいた(いる?)、浄明寺(地名)の浄妙寺辺りも散策(汗)。




・・・・・
川喜多映画記念館では、原節子展。今日の映画は小津作品ではなく”山の音”だった。


・・・・・


小津監督の遺作”秋刀魚の味”


小津安二郎 生誕110年・没後50年の日の、楽しい小津巡り散歩であった。次ぎは、50年後、生誕160年・没後100年の日の小津巡り散歩だ!

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