気ままに

大船での気ままな生活日誌

4月8日は本当についている日だった

2014-04-08 21:36:01 | Weblog

4月8日は本当についている日だった。

まず第一に、今日は花祭りの日だった。それを知らずに、上野の寛永寺の開山堂(両大師)の山門をくぐったら、何と、お釈迦さまの誕生仏がおられる花御堂が迎えてくれた。家内も驚き、そういえば、今日は花祭りだったんだと満面の笑み。甘茶をかけて、お詣りしました。甘茶もいただきました。

そして、境内の”観車(みくるま)返しの桜”が、満開!花祭りの日に満開の”観車返しの桜”を観るなんて、生まれて始めて。後水尾天皇が京の寺で花見を終えた帰路、花の余りの美しさに牛車を引き返して再びご覧になったことから、御車返しの桜と呼ばれたという由緒ある桜の子孫。

花御堂

花御堂越しにみる、観車返しの桜。

離れて観る”観車返しの桜”

間近でみる観車返しの桜。八重が混じるらしいが、この枝は一重ばかり。

そして、隣りの寺院の枝垂れ桜も満開。

そして、ついていた二つ目は。
トーハクの常設展(7室)に、なんと今日から、光琳の”風神雷神図屏風”の公開が始まったこと。これも、こちらに来てから初めて知った。もちろん、特別展”栄西と建仁寺”の宗達の”風神雷神図屏風”の展示に合わせてのこと。偶然、その初日に遭遇した!

さらに、おまけに三つ目はネ。昨日、上弦の月を満開桜と一緒に観たばかりなのに、今日は、帰宅してから、”上弦の夕陽”を観ることができた!ほらね。



こんなについている日は、めったにないこと。きっと、ぼくのように遊びに一生懸命になっている人には(汗)、遊びの神様が、たまには、こうしたご褒美をくれるのではと思ったんでごぜえますだ。

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箱根の岡田美術館を訪ねる

2014-04-08 07:47:00 | Weblog

ぼくの誕生日、3月24日に箱根の湿性花苑で水芭蕉を観たついでに、うわさの岡田美術館に寄ってきた。4月4日に、それこそ、うわさの”歌麿・深川の雪”が公開されたと聞いて、そろそろ記事を書いておかねばと、桜に浮かれているわが身にムチを入れたところだ(汗)。

”深川の雪”が来る前ならば、ゆったりと美術品を眺めることができるだろうと考えていたが、その通りだった。閑散とした館内を、まるで、お偉いさんの貸切鑑賞みたいな感じで、1Fから5Fまで廻ることができた。

入場のときに、空港のように荷物検査があり、ロッカーに荷物を預けたときに、筆記具などもおいてきてしまい、メモできなかった。おまけに展示リストもないので、おおよその印象記事にしかならないが、お許しを。とにかく質量共、ドカーンのド迫力でしたよ。

一応、”日本のシンボル- 富士と旭日/(併設)特集 雛図と貝合わせ / 北斎春画の名作”という特別展はある。でも、初めて入る新美術館だもの、むしろ、常設展示品の方に関心がいく。はじめに陶磁器の部屋。おおっと目を惹いたのが、世界でも七十点ほどしかない、名高い北宋汝窯の青磁(鉢)がここにある。我が国では大阪市立東洋陶磁美術館の”水仙盤”が知られている。また個人蔵の”汝窯天青釉葵花洗”は2012年、香港で20億円で売られたという。それだけ貴重なもの。そして、各時代の龍泉窯の陶磁器が多く、目を惹かれた。我が国のものでは、ぼくの好みでは、埴輪、猿投焼きの優品のほか、乾山の作品が多く、にんまり。

絵画部門では、画家の名前を挙げておけばいいでしょうか。宗達、探幽、雪村、若冲、春草、大観、北斎、応挙、蕪村、基一、松園、古径、青邨、御舟(順不同)などの作品がずらり。

工芸・彫刻部門では、中国の青銅器や中・韓の漆工、我が国の蒔絵、平安、鎌倉時代の仏像など。

そして、特別展として、”日本のシンボル/富士と旭日”。玉堂、司馬江漢の富士や、観山の旭日など。そして、北斎の春画”浪千鳥”が18禁の部屋で楽しめます(笑)

 足湯につかりながら観ることができる巨大な(12メートルx30メートル)風神雷神図。 福井江太郎の”風・刻(かぜ・とき)”


上野に出掛ける前にもう一本、書くことができました。歌麿の”深川の雪”が展示され始めた岡田美術館には、新緑の美しい頃、再度、出掛けるつもり。そのときは筆記用具を忘れずに(笑)、もう少し、詳しいレポートにしようと思っています。

では、今度こそ本当に、上野へ行ってきます

 


 

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まだまだいける鎌倉の桜 報国寺と浄妙寺

2014-04-08 07:10:06 | Weblog

桜の季節にカメラをもって出掛けると、ついパチリ、パチリと撮ってしまう。撮った写真は、そのままにしておくのは、もったいないので、アルバム代わりにもしている本ブログに載せる。載せるとなると、多少の文章も添えたくなるから、一本の記事を書くのにも、結構、時間がかかる。そんなこんなで、ここ1,2週間、1日2,3本のペースで桜のことばかり書いていたような気がする。早く卒業して、溜まっている展覧会感想文に移りたいのだが、今日も桜日誌になってしまいそう(汗)。

前日、横浜山手の桜を観てきた後、報国寺と浄妙寺を訪ねて、鎌倉の桜はまだまだいけると思った。東慶寺と共に、観光ミシュラン三ツ星に認定されている報国寺。さすが外国人が多い。竹の寺として有名だが、桜もなかなかのもの。大きな桜の木が境内に二本あって、それらが上にも横にも大きく伸びて、いっぱい花房をつけている。

竹の寺

苔の寺でもある


散る花びら

 

浄妙寺

参道の桜

境内の桜


つつじと新緑もうつくしい

遠き山

花びらとおたまじゃくし

八幡さまの花筏

 



楽しい桜散歩でごわした。今日は、はよから上野へ。桜には目も向けず、展覧会3本、あげるゾ





 

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