キトラ古墳壁画展初日にはせ参じた日に、こんな展示もみてきました。
トーハク本館の八室と十一室で、平成26年度新指定の国宝・重要文化財、51件(一部写真パネル)が展示されている。その中には、馴染みのものがあったので、楽しく観るここができた。室内では、写真撮影が不可なので、ぼくの写真集の中から取り出して、記憶にとどめておきたいと思う。
まず、国宝指定は一点だけ。土偶です!2012年の”縄文の女神”につづき、長野県中ッ原遺跡出土の仮面土偶。身長は34cm、縄文後期(BC2000~1000)のもので、逆三角形の仮面をかぶり、やや上方を向いている。仮面をかぶる土偶としては、先輩国宝の青森県出土、合掌土偶がある。これをきっかけに、何かいい愛称をつけてやりたいですね。”縄文のビーナス”、”縄文の女神”に匹敵するような、・・・縄文の仮面ライダー、縄文の蟷螂女とか、縄文の女ねずみ小僧、縄文の太もも美女とか・・すでに、”仮面の女神”と言っている人もいる。
身体検査してみよう(国宝土偶展図録より)
そして、重文指定にもお馴染みさんが。
山種美術館の人気者。村上華岳の”裸婦” ぼくも好き!ちょっと照れくさそうだね。
三井記念美術館でよくお見かけする、このお茶碗も。
赤楽茶碗(鵺)道入作(三井文庫)。 のんこう七種のひとつ。
その他、山本芳翠の”裸婦”や、狩野山雪の”紙本墨画淡彩寒山拾得図”(京都・真正極楽寺蔵)、またワイフの故郷、熊本からは、本妙寺の蒔絵調度類も。
。。。。。
あたしも早く、重文指定にして!
ワシよりコワイ顔しとるわ。十分、重文の顔だわな。(重文の老猿のつぶやき)