気ままに

大船での気ままな生活日誌

京都の桜(7)京都御苑

2014-04-12 22:24:25 | Weblog

さて、京都桜報告もいよいよ最終回。帰船(帰京、帰阪、帰熊などに倣って、大船に帰ってという意味)、2日以内に完了できそうだ。これで、すっきり。本当は24時間以内のつもりだったが、昨日の午後、近くの芸術館ホールで開催された、熊本出身の演歌歌手、島津亜矢コンサートの当日券が買えたもんで、時間が足らなくなってしまったノダ(汗)。

さて、その前日から御所が一般公開されていたので、今度の京都の桜旅はここで締めようと思った。駅の観光案内所でもらった”2014京都の開花情報”では、御苑の桜は”盛り過ぎ”にランクされていたので、桜には期待もたずに入ったが、あにはからんやであった。御苑の今井出川御門近くに、近衛邸跡地があり、その辺りの紅枝垂れ桜苑が見頃になっていたのだ。平安神宮御苑の枝垂れ桜の由来は、元を正せば、ここの桜。伊達藩そして仙台市長を経由して神宮御苑に贈与されたと、京都の桜(1)で述べた。

平安神宮の枝垂れが満開だったように、ここの枝垂れも満開で、わらわも、しどろもどろになってしもうた。

池のほとりは、むかしから糸桜の名所で、孝明天皇も歌を詠んでおられたそうな。
むかしより名にはきけども今日みればむべめかれせぬ糸さくらかな


さて、一般公開された御所内でも桜が。

紫宸殿の左近の桜は、もう、”見頃終了”でした。

でも、生け花の桜は満開でした

諸大夫の間の桜の間。 ここも見頃でしたよ。

建礼門

わずか2日間の京都桜の旅であったが、今しかない!枝垂れ桜の名所をいくつも見学でき、余は満足であるぞよ。

(京都の桜シリーズ、完了)

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京都の桜(6)なからぎの道

2014-04-12 10:26:19 | Weblog

一人さびしく留守番をしているワイフからメールが入った。前日、京都の桜旅から帰ってきたばかりの、水泳教室の友人から聞いた話だが、”なからぎの道”の枝垂れは一見の価値があるとの情報だった。植物園のすぐ横だというし、すぐコースに組み入れた。

植物園の正門を出ると、すぐ前を鴨川が流れていて、その川沿いの堤防が半木の道(なからぎのみち)。京都鴨川ライオンズクラブの記念事業として八重紅枝垂れ桜が植樹されたものだ。これも満開!紅枝垂れのトンネル!天下一のお花見だ。山の紅枝垂れがの王者が、原谷苑なら、川の枝垂れの王者は、ここ、なからぎのみちと言っていい!

それでは、一緒に、お歩きください。

北山大橋でおわり。だがその先、上賀茂神社の方まで桜並木はつづく。さすが京都!

(つづく、あと一つです)
。。。。。

ダル、5回まで完全!!!今日こそ、完全試合だ!


 

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京都の桜(5)府立植物園

2014-04-12 08:45:20 | Weblog

原谷苑から向かった先は、府立植物園。はじめの予定には入っていなかったが、途中で地元の人の話を小耳にはさんだから。枝垂れが満開という話だ。一時間に1本もない北大路行きのバスに乗り、終点で降り、地下鉄に乗れば、一つ目の北山駅が府立植物園の最寄駅。

”おかげさまで90周年を迎えました”というプレートが目に入る。そして門の前には、ぼくが大船植物園で可愛がっているひねまる子ちゃん(枝垂れ槐)が堂々と立っている。当園二代目の園長さんが中国から持ち帰り、高接ぎしたのが、日本初のことだという。その原木も園内にあるという。大船のひねまる子ちゃんの祖先が京都だったとは!うれしい発見だった。

京都の”ひねまる子ちゃん”から。桜日誌なのに、まだ芽も覚めていない、裸のひねくれた子ですみません。

チューリプ畑を横に観て、進んでいくと、向こうに、人だかりが。

枝垂れ桜苑が!!!

まるで、原谷苑みたい。

ここだけでも、素晴らしいのに、ここは植物園だから、ほこの桜品種園も。まだまだ結構な花盛りだった。

珍しい、みどり桜も。

花桃も満開

菊桃

向こうにはレンギョウ娘が

ひねまるこちゃん、見つけた!いたずら娘たち。Go to bed!でお仕置き中ずら。まだ芽を醒ましていない。

こちらは花咲く乙女たち。♪みんなみんなどこへ行く、街に花咲く乙女たちよ

素晴らしき府立植物だった。

さあ、これからダル登板。去年、完全試合をあと一人で逃した、球場と、そして同じ相手。今日こそ完全試合!期は熟したノダ!

(つづく)



 

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京都の桜(4)原谷苑

2014-04-12 08:32:58 | Weblog

今回の桜旅では、平安神宮の神苑の枝垂れ桜さえ満開であれば、それだけでOKと考えていた。原谷苑は、きっと、まだ早いのではと思っていたので。

地下鉄で北大路まで出て、立命館行きのバスに乗り、終点で降りて、そこから原谷行きのバスに乗り換える。山を登るように、バスは進む。不毛の地に戦後の原谷開拓団の依頼を受けて村岩氏が景色の良い丘を選び、数百本の桜やもみじほか数十種類の樹木を植樹したとのことだ。はじめは仲間内だけでお花見をしていたが、そのうち評判となり一般公開するようになったとのことだ。

さて、バス停を降り、戻るように原谷苑に向かう。まだ開園時間の9時を少し過ぎたところだから、人はまだ多くない。入場券を買って、入口に入ると、皆、感嘆な声をあげる。無口な人は固唾をのむ(笑)。だって、紅枝垂れ桜が満開で、それが広大な敷地に無数ある。空からピンク色の花のシャワーを浴びているよう。そして、今が盛りのユキヤナギ、レンギョウ、ヤマブキ。吉野つつじ、馬酔木、日向みずき、シャクナゲなどが隙間という隙間で、花を咲かせている。そうそう桃の花も。前回の訪問時以上の素晴らしさだった。

主役の紅枝垂れが、満開になっているとは、うれしい誤算だった。これで、最高の状態の原谷苑を鑑賞することができた。加えて、なんといってもお天気。どなたかが言っていたが、真っ青な空でなく、うっすらした青空で、お花見にはぴったり。ほんとうにうれしくなって、まだ午前中なのにビールを飲んで、お花見をしてしまった(汗)。

まえがきが長くなってしまいましたが、写真を載せます。あの雰囲気を出すには、とにかく、大量の写真を次々と観てもらうしかないと、一気呵成に掲載します。ほぼ歩き回った順です。

 

まるで桃源郷のよう。天国だって、こんなきれいな景色はなかんべ、と思うような素晴らしき原谷苑でした。福島の花見山にも行かねばなんべえ(汗)

 (つづく)

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