ぼくが花見山をはじめて訪れたのは、2007年の4月22日のこと。一人暮らしになった母さんを連れた家族旅行を(原則、実子3人)、毎年1回ほど実施していたが、そのときの旅だった。母さんが亡くなる2年前だった。そんなことを思い出しながら、登った。
花見山にはその後、何度も訪れ、そのたびにブログの記事にしているが、いつも、秋山庄太郎の”福島に桃源郷あり”の言葉を紹介してしまう。確かに、この風景は桃源郷だもの。天国にだってこんなうつくしい景色はありはしない、と思う。母さんと行ったときは、もう桜が終わっていたのに、桃源郷!と思ったくらいだから、それだけ、次々と別の花が咲きつづけているということ。今回は桜が満開となり、花桃も、その他いろいろと咲き揃い、”桃源郷中の桃源郷”となっていた。今までで一番!といって良い。三春の滝桜、町桜、郡山の開成山公園と満開オンパレード、ツキはまだまだ続いていた。さて、論より証拠。写真を次々と
さあ、入り口前の桜も満開!
入ってすぐの石庭前の枝垂れ桜も満開
一番、長い一時間コースを歩いてみよう。
花桃
レンギョウと菜の花。黄色対決!
ハクモクレンも咲いている
桜とレンギョー
桜と花桃
彼岸桜
花見山のお隣の山もステキな金縛り
さらに向こうは吾妻連邦がみえたが、写真には現れない
日向水木だったか
山茱萸
歩いて歩いて
ようやく頂上へ
そして下山。
途中で倒木桜に出会う。二月の大雪で倒れた木が多い。これもそのひとつ。でも、花は見事に咲かせた。
お不動様にお賽銭を。ここは入場料をとらないから、お礼のつもり。
麓から見上げる花見山。お見事でござんした。 赤いのは、モミジでやんす。
チューリプも入れて、この素晴らしい花見山をもう一度。
福島に桃源郷あり!秋山庄太郎さんは毎年、来られたようです。ぼくも、元気でころりと死ぬまで、毎年、来ます!!!
次ぎは、宮城県の花の名所へ。(つづく)