こんばんわ。
稀勢の里の、本場所での初めての横綱土俵入りを大阪でみたくて、先行販売に応募した。もちろん初日。しかし、抽選の結果、あえなくサクラチル。そして、今日、2月5日午前10時からのネットの前売りチケットに望みをかけた。午前10時ジャストに購入のボタンを押す!し、しかし、混み合って繋がりませんの表示。そのあと、何度やっても同じ。今日は用事があったので、そう長くは続けられず、帰宅後にトライしようと思った。いくら人気の場所とはいえ、初日は無理でも、前半戦の、2~4日目頃なら少しは残っているだろう、と思っていた。
と、ところが、その予想は甘かった。四時に帰宅し、すぐネットの相撲協会のチケット売り場へ。椅子席で入ってゆくと、前半戦からXXXXX。さらに後半戦もXXXXX(×は売り切れましたの印),な、ななんと、初日から千秋楽まで、すべて完売。即日完売なのだ。こんなことは、史上初めてではないか。
それだけ、稀勢の里人気がすごいということで、稀勢ファンとしては喜ぶべきことか。19年振りの日本人横綱誕生だしね、仕方がないか。あとは、当日券を狙うか、ネットで値上がりしたチケを買うか。それも、大変な競争率だろうから、ほぼ諦めている。あゝ、残念!これが、満員御礼連続記録を毎年止めている九州場所であったなら、こんなことにはならなかったはず。
思い起こせば、ぼくは、三年前の大阪場所の10日目に行っている。そのときは当日券でゆうゆう入れたのだ。その日、琴欧洲が白鵬に敗れ、9連敗し、引退を決意する。すなわち、琴欧洲の最後の相撲をじかにこの目で見たのだ。思い出の相撲観戦となった。稀勢の里はどうだったか。これも、思い出に残る一番だった。初場所の負け越して、なんとカド番の場所だったのだが、この日、勝って、カド番を脱出した。
稀勢の里と琴欧洲は十両時代からよきライバルと讃えられ、出世してきた。この日、大関、琴欧洲は引退し、稀勢はなんとか、大関に踏みとどまった。それから3年の月日が流れ、同じ大阪場所で、稀勢の里が新横綱として土俵入りをする。勝負の世界は厳しいものだ。
2017年の大阪場所に行けたならば、最高の思い出の場所になるはずだったのに、本当に残念だ。でも、稀勢関の初優勝、横綱昇進決定場所に行っているのだから、まぁいいか。
琴欧洲、現役最後の着物姿。(2014年大阪場所10日目)
稀勢の里、カド番脱出。(2014年大阪場所10日目)
新横綱・稀勢の里、本日、国技館で土俵入り。(2017年2月5日)
それでは、おやすみなさい。
いい夢を。
(今日が最終日の山種美術館の展覧会に行ってきました。松園さんのこの絵だけ撮影可能)