おはようございます。
西岸良平のベストセラーコミック”鎌倉ものがたり”は、読んではいないが、だいぶ前から知っていた。江ノ電の鎌倉駅ホームにその看板があるのでネ。
それが映画化されたというので、早速、行ってきた。地元、鎌倉が舞台の映画なら、見逃すわけにはいかない。最近では”海街diary”以来ですね。
”DESTINY 鎌倉ものがたり”の監督は、これまた西岸良平原作の”ALWAYS三丁目の夕日”を映画化した山崎貴。おまけにNHK大河ドラマ”真田丸”の堺雅人と朝ドラの”とと姉ちゃん”の高畑充希(ぼくは”過保護のカホコ”でファンになった)が主演。加えて、魔物もお客として気楽に入ってくる飲み屋の女将に薬師丸ひろ子。そして、中村玉緒、堤真一、三浦友和、吉行和子ら豪華キャスト。
幽霊や魔物、妖怪といった「人ならざるもの」が日常的に姿を現す古都・鎌倉。この地に居を構えるミステリー作家・一色正和のもとに嫁いできた亜紀子は、妖怪や幽霊が人と仲良く暮らす鎌倉の街に最初は驚くが、次第に溶け込んでいく。正和は本業の執筆に加え、魔物や幽霊が関わる難事件の捜査で警察に協力することもあり、日々はにぎやかに過ぎていった。しかし、そんなある日、亜紀子が不測の事態に巻き込まれ、黄泉の国へと旅立ってしまう。正和は亜紀子を取り戻すため、黄泉の国へ行くことを決意するが(サイトより)……。というあらすじ。
コミカルでファンタジックな筋立てで、とにかく面白い。楽しい映画でしたよ。ちょっとだけ、中味を教えましょう。過保護のカホ子みたいにやさしい亜希子は、一色家にとりついた貧乏神とお食事をしたりして仲良くなる。こんなにやさしくされたことはないと、涙を流し、貧乏神は古い茶碗をプレゼントし、立ち去る。その茶碗が黄泉の国から生還するときに役立ちます。
死神(安藤サクラ)は、江ノ電で黄泉の国へ旅立つ人々の添乗員。死神に頼めば、魔物になって、暫くこの世に残り、家族を見守ることができる。自分が死んだとたん、奥さんが別の男と親しくなり始め、かーっとなる魔物もいる。
江ノ電鎌倉駅にその魔物がいました。
鎌倉の町がもっと出てくるのかと思ったら、車で鎌倉に入って来る最初のシーンだけ。江ノ電の鎌倉高校前の踏切を渡り、そこから、見たことのある風景がいくつか。浄智寺の横も走っていた。一色家は江ノ電の和田塚駅の近くという設定。
鎌倉高校前の踏みきり。ここは、人気アニメ”スラムダンク”のオープニングシーンに登場する場所だそうで、いつも、たくさんの東洋系外国人観光客がカメラを構えている。こうして湘南の青い海を背景にして撮る。この映画のヒットでまた見物人が増えるかも。
反対側から見る踏切。向こう側に観光客が集まっている。
ここから見る江ノ島。
和田塚駅。 鎌倉から一つ目。和田一族の塚が近くにある。
和田塚駅ホーム
江ノ電鎌倉駅ホームの主人公。
では、みなさん、今日も一日、たまには江ノ電にも乗って、お元気で!