goo blog サービス終了のお知らせ 

気ままに

大船での気ままな生活日誌

熱海桜はまだかいな

2017-12-21 23:07:32 | Weblog

こんばんわ。

ぼくは大の熱海桜ファンで、毎年、開花を楽しみにしている。昨年は1月10日で早くも見頃、一昨年は年内、12月29日に咲き始めを観察している。今年は12月20日に観察に行った。もし、咲いていれば、ぼくの人生史上最速の開花宣言となる。さて、どうだったか。

まず、熱海梅園の澤田政廣記念美術館前の彫刻苑にある熱海桜。ていねいに調べたが、まだ固い蕾。梅は咲いたが、熱海桜はまだかいな。

そして、バスで市役所前まで。熱海御用邸跡の大きな一本桜を観察。じっくり調べたが、ここも開花は一輪もなし。

そして、本命の糸川沿いの熱海桜並木。

さて、どうか、目を凝らす・・・・・あったぁ!一輪!

しかし、よくよく見ると、ブーゲンビリアの花びらが引っかかっているだけだった。

まだまだ固い蕾。

熱海桜の並木がつづく浜辺まで捜し歩いたが、ひとつの花も見つけられなかった。そして、浜辺の釜鳴屋平七の像の両脇の桜も皆無。

ただ、近くの大寒桜の紅葉だけが華やかだった。

さて、次回は、これくらい咲いているときに来よう。

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

REALISM現代の写実/映像を越えて

2017-12-21 14:57:45 | Weblog

東京都美術館でゴッホ展を見たあと、その半券があれば無料という展覧会を見てきた。写実主義の絵画展ということで、あまり期待をしていなかった。以前、上野でそういう展覧会を見たが、どこが写実かという絵画ばかりでちょっとがっかりしたことがある。しかし、この”REALISM現代の写実/映像を越えて”は、まさに写真のような写実を基本にした絵画で十分、楽しめた。おまけに写真撮影可能だったしね。

塩谷 亮 人物画が中心。現実的で、同時に非現実的。なおかつ全体の絵画としての統一感も保たれていて、鑑賞者は絵の前である意味呆然としてしまうという解説があったが、呆然とはせず、そのうまさに、ただただ感心するのみ。

小森隼人 静物画を中心にして一貫して事物の実在感と絵画の完成度を追求してきたとのこと。時間をかけて丁寧に目の前に在る一つ一つの物体の質感と量感が感じられる絵画が目標。素晴らしい質感と量感。

橋本大輔 施設や工場など建築物の廃墟を劇的に描き出し続けている。コンクリートや鉄骨など形容しがたい懐かしさと美しさをたたえているという評価。ナットク!


小田野尚之 風景のなかに記憶、叙情、ノスタルジアを埋め込んだような濃密な絵画を描き続けている。まるで院展の作品のような感じ。大好き!




稲垣考二 女性の顔、身体、手足などのモチーフを追求し、飽くなき写実描写による強いリアリティを持つ巨大な絵画を制作し続けている。ぼくは、こういうのも好き。

蛭田美保子 数年前から食べ物をモチーフにした絵画を描き続けているとのこと。彼女は自分で食材を買い、料理をして、それらを自由に組み合わせてモチーフとして構成し、水彩で写実的に描いてから大きな油彩に仕上げていくそうだ。

佐々木里加 脳内の分析、総合の過程に注目して「脳=心」をテーマとした連作。自分の脳のMRIやCTスキャンデータを元に脳の立体モデルを作り、それを再び画像データに取り込んで、2次元と3次元を往復しながらデータを変換しつつ、脳のリアリズムを追求しているとのこと。面白い!

岩田壮平 琳派の伝統を現代に継承している画家。ダイナミックな構図と、たらし込み技法そして装飾性を取り入れた画面。赤色を基調とした色彩豊かな花々。琳派好きのぼくにはよく馴染む。


元田久治 都市のランドマークをモチーフにして、近未来の廃墟を描く版画家。元祖猿の惑星の廃虚のNWを思い出す。

シンガポール

素晴らしい展覧会でした。ゴッホ展をみたあとは是非どうぞ。千円(シニア料金)で二度、楽しめます。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

師走の熱海梅園 梅一輪 名残りのもみじ 

2017-12-21 09:43:28 | Weblog

おはようございます。

12月に熱海梅園に行ったのははじめて。もしかして、早咲きの梅が咲き始めているかも、紅葉もなかなかいいと聞いているので、名残りの紅葉が楽しめるかも。それにあそこには蝋梅が結構ある。これは、間違いないないだろう、鎌倉でも咲き始めているから、とわくわくした気持ちでバスで梅園に到着。前日に比べると穏やかな気候。まるで早春の梅見のころのよう。

門の前で、いきなり、数輪の紅梅!これだけでも、ここへ来た甲斐がある。うれしさで胸がはちきれそう(汗)。12月20日に梅の花を見たのは生まれてはじめての快挙かも。 正月にはあるけどね。その記念すべき紅梅、うまく写真に撮れたかな。

梅園入口の紅白梅。まだ咲いていないようにみえるが、よくみると紅梅がちらほら。

さらに園内には白梅も。名札をみると、八重野梅。

と言うことで、梅一輪どころか、何十輪もみられて、大成功のTHE有頂天梅園。さすが、南国、熱海!

さらに、ぼくを有頂天にさせたのが名残りの紅葉。こんなにもみじの木があったとは知らなかったよお富さん。

川沿いのもみじ

韓国庭園の前

中山晋平記念館の近く

いちょうも一本、残ってくれていた。

中山晋平記念館にも入ってみた。

室内に入ると、カチューシャの歌やゴンドラの歌などつぎつぎと懐かしのメロディーが流れてくる。童謡も。雨降りお月さま、背比べ、あの町この街、つい聞き惚れて、長居してしまった。

窓の外に黄色い花が。キバナアマ。梅見の頃も咲いている。

美肌のナツツバキ。

梅林の水仙も良く咲いてましたよ。

ロウバイはようやく一枝、二枝といったところ。鎌倉より遅いくらい。

フィナーレは、紅梅ともみじ。

はじめての師走の熱海梅園、十分、楽しめましたよ。次回は、一月か二月に!

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする