こんばんわ。
昨日は鎌倉大町の四つの寺を巡った。そのひとつ安国論寺の銘木の山茶花についてはすでに報告済みだが、今回は残りの三寺をとりまとめて紹介したい。
まず、長勝寺。安国論寺、妙法寺と同様、日蓮宗のお寺。日蓮は安房国から鎌倉に入り松葉ヶ谷に草庵を構え、立正安国論を著したが、この3寺が、その草庵跡は我が寺にあったと主張している。
長勝寺
山門横の大銀杏が見頃になっていた。
境内側から。
紅葉と一緒に。
日蓮上人の大銅像
長勝寺から歩いて数分のところに安国論寺があり、その近くに妙法寺がある。
妙法寺
さて、お目当ての苔石段は仁王門の向こうにある。個々でも銀杏は見頃になっていた。
さて、苔石段は?晩春のうつくしさはない。やはり晩秋ではだめか。
やはり晩春に来なければ。妙法寺の5月末の苔石段↓(2015年)
鎌倉に住んでおられた虚子の娘さん、星野立子がこの苔石段を詠んでいる。その句碑。美しき苔石段に春惜しむ (立子)今ならどう詠むだろうか。美しき苔石段なき秋かなし(気まま)
ここから10分も歩くと大紫躑躅で有名な安養院。
安養院
その大紫の下に咲き誇る石蕗(つわぶき)。
境内の政子の墓の前のツワブキ。
うしろの崖が削られ、殺風景になっていた。がけ崩れ対策だろうか。
楽しい大町4寺散策であった。
では、おやすみなさい。
いい夢を。