気ままに

大船での気ままな生活日誌

かまくら銀杏もみじと柏尾川夕景

2020-11-29 22:21:59 | Weblog

こんばんわ。

午後からかまくら銀杏もみじ見物に出掛けた。八幡さまの大銀杏なきあと、鎌倉一の大銀杏といえば、樹齢900年を超えるという荏柄天神社のだろうか。いつも、早すぎたり、遅すぎたり、黄金色に輝いたときに巡り合わない。今日もそうだった。一部、色づいたといったところ。

このまま引き下がっては男がすたる、と、ここから歩いて20分ほどの報国寺(竹の寺)へ。あそこの鐘楼の傍の大銀杏なら黄金色になっているのでは。思った通り!でも、いつものボリューム感がなく、お見事とは言いがたい。

山茶花と一緒に。

紅葉も一部、見頃に。

近くの旧華頂宮邸の紅葉も全体的にはまだまだだが、一部、見頃に入っていた。

鎌倉三大洋館のひとつ。

今日の鎌倉散歩は、多少、物足りなさ感があったが、帰宅途中の大船駅近くを流れる柏尾川の夕景に出会い、一気に上機嫌に!

帰宅すると、荒々しい夕景になっていた。

そして、明日、満月となるまん丸お月さまが雲をかき分けかき分け昇ってきてくれた。今日の”一日一生”の有終の美を飾ってくれた。

明日の満月が楽しみ!是非、月の出を!

では、おやすみなさい。

いい夢を。

史上初の三冠馬三頭対決。アーモンドアイが制する。G1・9勝の快挙。これで潔く引退とのこと。まさに有終の美!


報国寺の日本水仙

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琳派と印象派展/東西都市文化が生んだ美術 

2020-11-29 11:18:24 | Weblog

おはようございます。

先日、アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)の琳派と印象派展を見に行ってきた。ブリヂストンで琳派とは?少なくとも、ぼくは初めて。案内を見ると、今回の展覧会は、休館2015年以降の新収蔵品が12点あり、その目玉が光琳の孔雀立葵図屏風(重文)とあった。西洋画中心からさらに幅を広げたようだ。

ということで、まず、光琳の孔雀立葵図屏風。アーティゾンになってから写真撮影可能になったことがうれしい。

左隻 紅白のタチアオイ

右隻には孔雀の雄雌

建仁寺にある宗達の風神雷神図屏風も楽しみにしていたが、それは後期展示だった。その代わり前期は醍醐寺の宗達の舞楽図屏風(重文)。これは撮影禁止(よそから来ているのはすべて)なので、ちらしから。これは初めて見る。

さて、この展覧会のサブタイトルは”東西都市文化が生んだ美術”ということで、琳派が京都と江戸、印象派がパリということで、まず最初に京都の洛中洛外図が登場する。先日、東博(桃山展)でたっぷりみてきたが、ここでも。

左隻は二条城を立つ徳川和子の一行。後水尾天皇の女御として入内する1620年の歴史的一瞬を描いた。

右隻はお馴染み祇園祭山鉾巡行。

光悦と宗達の共同作品。桜柳下絵新古今集和歌巻

伊年印(宗達工房)の草花図屏風

光琳の李白観瀑図

伊年印の源氏物語図(浮舟、夢浮橋)

ここで、琳派と印象派の水の表現の違いが解説される。琳派の造形化された波の表現に対し、印象派はかろやかな色と線で表現。

シニャックのプティ・タンドリー

モネの雨のベリール

モネの睡蓮の池

”間”の使い方でも琳派と印象派の違いを。たとえば、先の舞楽図屏風ではモチーフの配置だけでなく補色関係にある赤と緑、それを際立たせる白といった色彩の配置なども間をつくっている。印象派でも、人物を描くことを得意としたドガとセザンヌが独特の間をとっているとのことだった。

セザンヌ 水浴

ドガ 踊りの稽古場にて

ドガ 右手で右足を持つ踊り子 ドガの彫刻と絵と見物人を独特の間(笑)で撮ってみました。

今日はここまでにしておきます。次回ではアーティゾン美術館、お馴染みの作品が続々と出てきます。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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